結構がっかり『放課後プレイ』

放課後プレイ (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション)

　買ったのも読んだのももう2ヶ月くらい前ですけど、なんかこないだまたTwitterでちょろっと話題に上がっていたのを見て。ところで、あれなんで話題になってたんですかね。俺がTwitter見たときはもう終わる頃っぽかったんで話の流れが全然分からなかったんですけども。

　別に、よくあるような、人気作品にケチをつけて目だってやるぜ！　「俺はお前らと違うぜ」アピールしてやるぜ！　をするつもりでもないので、まぁ結論から言いますと、って言うか既に記事タイトルで言ってるんですけども、ガッカリでした。はい。
　くどくどしい批評ではなく、つまるつまらないとかそういう話ですらなくて、これはもう簡単で、「俺が期待してた話と違ぇ！」という、ええ、もう、それだけです。ただ、じゃあなんでそれをわざわざ書くのかって言うと、俺と同じ不満を持った人がもっといても良さそうなんだけどそういう話あまり聞かないなぁ、って言うのがね。

　俺が期待してたのはさ、ゲーム好きの男女が、ゲームをやりながら偶にイチャイチャするっていう、そういうのだったのよ。ところがなー。最初こそはゲームの要素も結構あったけど、話が進むにつれて男女双方が発情し始めちゃって、最後の方なんてもう、ただただサカってるだけだったじゃない。あれがさぁ。
　俺はあくまで「ゲーム」が主であって欲しかった。イチャイチャの方は、いや勿論こっちも大事な要素だけれど、適度な距離感を保ちながら付かず離れずラブコメしながら続いて行ってくれればそれでよかった。だけど実際には、「イチャつき」の方が主になって発展して行ってしまったというね。そんでゲームがどんどん薄くなってしまって。まー、最初の頃のゲームの話題は、なんか無理に濃いめにしようとして押し込んでる感もあったから、あのままならそれはそれで、こっちもつらかったかなと思わないでもないけど、でもさー。なー。せめて1巻の最後に、あの後またいつもの日常に戻ったよみたいな話がもう1本付いていればよかったのに、あれでそのまま終わっちゃうってのがねぇ。連載の方は続いてようが、単行本だけで読んでるこっちゃ知らんしなー。

　どうなんだろ。やっぱ皆は、あの通りイチャイチャがメインのが良かったのかね。かねって言うか、良いから人気なのだろうけど。俺はなー。うーん。エロ的なじらしも、別に嫌いって訳じゃないけれど、そんなにそそられなかったんだよなこのマンガだと。俺の中ではなんか、いちいちやりすぎな感じで、惹かれる前に引いてしまったかな。
　うん。やっぱりゲームをメインにして話を進めて欲しかったなぁー。