とっととレジェンドになーれ(存在そのものが)

 北米Inside Xboxで『Halo Legends』の映像がちょろっとだけ流れていたので見たんですが、えぇと、まぁ、なんですか。「全部無かったことに出来ませんかね?」と思いました。『アニマトリックス』と比べるのは、『アニマトリックス』に対して大変に失礼になるくらいのレベル。
 いやー、なぁ。本当にちょこっとだけのものなのだけど、絵的にも動き的にも、「これ日本のアニメスタジオに作ってもらう意味ないだろ」ていう。まんまアメリカン・テイスト。CGアニメにしても、『Halo Wars』のムービーパートを見た後では、あれの後では、やっぱり見劣りを感じずにはいられない。あと、宇宙空間飛行ユニットががっくりするほどダサいと思う……。たぶん、デザインはちゃんとマイクロソフトとバンジーの側でやったんだろうけど、うーん。
 「こりゃどうしようもねぇ」とまで言うんじゃないけれど、大々的にやるには、ちょっと中身が追いついてないんじゃないかなー。


 どうだろ。あれで30分の短編を7本作るなら、『Halo Wars』のムービーパートを担当したところに60分か90分くらいのものを1本作ってもらう方が良かったんじゃないのか。そのほうが実はずっと予算かかるのかもわからんけど。


 本当にちょっとだけのものだったから、もしかしたらストーリーとかすごいのかもしれないけど、今のところは、できれば見なかったことにしたい。そう思った。そこいらのゲームのオマケやOPアニメの方がもっとずっと気合入ってると思うんだけど、アニメとして独立した企画になった途端にごそっと予算が減るとかそう言うことなんですかね。なんでそんな企画通したんだろう。
 ひとつ慰めになるのは、「映画化が頓挫してくれてて、本当に良かった!」てことですかね。