またもや、角川つばさ文庫版『スレイヤーズ』に手を出す男

 なんだろねー。1巻は本当、ネタでもガチでもどうにもならんなって言う印象で、本気でガッカリしてたのだけど、にもかかわらず、なぜか2巻を買って来てしまう俺。
 驚くことに、今回は結構楽しく読めた。なんだろね。1巻はさっぱりだったのに。わりと綺麗さっぱりオリジナルの記憶が消えてたからか、1巻のおかげで大体のレベルを掴んだ上で挑めたからか。悪くないね。3巻以降も出たら買っていい感じだ。
 ところで、1巻のときは全然気が付かなかったけど、このリナ、ものっすごいチビっ子の設定なのな。4人パーティで並んでいるイラストがあるんだけど、一人だけすげぇ小さい。シルフィールの胸あたり、ガウリイやナーガと比べると腹くらいまでしか背がない。あたしゃビックリしましたよ。でもそうなると、なるほどこのイラストレーターのチョイスは、ちゃんと考えてあって、すごい上手いんだなと思った。元々が、そういう低頭身なデフォルメのきいた絵の人だものな。ぴったりだ。