CM

 テレビ見ていると当然ながらコマーシャルも目に入るもので、で、そうなると「なんだこれ」とか「面白そう」とか思うわけですよ。

テイルズ・オブ・イノセンス


 最近見て「おおっ」と思ったCM。テイルズシリーズって言うとまずそのキャラクタが売りで、CMには大体アニメムービーが使われる。『テイルズ・オブ・イノセンス』の数種あるCMにはそういうのもあるのだけど、これはまったく違う。喫茶店で女と男が話しているシーンが大半で、しかもそこでアピールされるのはゲームの中身ではなく「RPG」というジャンル。「シューティング? アクション?」「RPG」。そしてCMの最後、改めて男に「RPG」と言わせる徹底振り。テイルズという名前よりも前に、キャラクタよりも前に、まずジャンル名。RPG。なかなか面白いな、と。

スクウェア・エニックス



 こちらはニテンドーDS『ファイナルファンタジー4』とPSPスターオーシャン』のCM。同じスクウェア・エニックスのソフトということで連続して流れていたのを見たのだけど、これがまた面白かった。どちらもCMの作りは同じで、まず最初に綺麗なムービーを見せてからゲーム画面を見せるのだけども、このムービー部分とゲーム部分の絵の落差がすごいの何のって。特に『スターオーシャン』の方は見せるゲーム画面が小さいもんだから、直接PSPで画面を見れば違うのだろうけども、CMでは「あー、絵面からして多分この中央のちっこいのがキャラクタだな」という程度にしか見えず、アニメシーンとのギャップが尋常でない。『ファイナルファンタジー4』のCMを見て浮かべてた「当たり前だけどムービーとゲーム画面と全然違うなー」ってニヤニヤ笑いから、思わずぷっと吹き出してしまった。


 あとゲームのCMってーと、WiiバーチャルコンソールのCMがやってるけど、あれは面白くないな。道行くサラリーマンになつかしのゲームについて尋ねてみましたってインタビュー風の。悲しいくらい面白みゼロ。『スーパーマリオギャラクシー』のCMも、さすがにそろそろ「一緒に仲良くゲームで遊ぼう」ってパターンは飽きてきたって感じしかしないよなー。『WiiFit』の「これまでのまとめ」みたいなのは面白いと思ったけど。