なむなむ

 今日出た『ファミ通Xbox360 1月号』買って来てぱらぱらとめくりつつ読んでたんですよ。したら、編集長のコラムで海外ゲームソフトのローカライズのことについて触れてまして、そのなかで『コール・オブ・デューティー4』についても言及してました。はっきりとは言ってないけどローカライズが既に決まってるようなことを匂わせてて、多分この記事の締め切りの時点でとっくに知ってはいたんでしょうな。
 が、発売決定という記事はどこにもない。今日発売の『週刊ファミ通』には、おそらくスケジュールで載ってるはずなわけですよ。で、ウェブでは既に水曜日の段階で公式に発表された。でも今日発売の『ファミ通Xbox360』には載ってない。何が問題かっていうとですね、『ファミ通Xbox360』の次の号って、12月27日発売なんですよ。ええ。他でもない、『コール・オブ・デューティー4』の発売日。ソフトが発売される当日に出る号で、ようやくそのソフトの発売告知の記事が載るわけ。編集長はじめ本を作ってる人たちの胸中はいかばかりか。まー、ぶっちゃけ『ファミ通Xbox360からしか情報を得てないようなXbox360ユーザーはそうそういないだろうし、いたとしてもそれは『コール・オブ・デューティー4』みたいなゲームとはまず縁のないタイプの人なのだろうから、記事がないこと自体は別にそんな大きな出来事でもないけどさ。野次馬的には少し面白いってくらいで。
 ただ、2ちゃんねるの書き込みなのでどこまで信用していいか知らないけど、小売への通知も通常よりかなり遅くなり、受注期間が相当短いとのことで、年末年始も重なってろくなことにならなそう。そうじゃなくても、年末年始なんて小売はあれやこれや是非にも仕入れたいものが山とあるだろうし。「欲しいソフトは要予約」はよく言われるけども、買おうと思ってるユーザーは今回は特に気合入れたほうがいいんじゃないかねー。
 ちなみに俺は、同じく12月27日に出るXbox360版『ガンダム無双』をネタ買いしたい気持ちがむらむらと湧いて来てしまって困ってる最中です。


 ところで件の編集長コラム、「海外タイトルのローカライズに関して相談を受けた。いくつかのタイトル名を聞いたのだが、すでに評価の高いタイトルも含まれており、ぜひ出して欲しい!と猛プッシュ」「もしかしたら次号であのタイトルの国内発売決定をお届けできるかもしれない」てなことも書いてあるんだよな。どちらか片方、たぶん後者が『コール・オブ・デューティー4』のことじゃないかと思うんだけど、前者で挙がったのは一体何だろね。


 それにしても、いつ読んでもどんな読者が付いているのかよく分からん雑誌だ。海外タイトルに関するコーナーもあったりして割りとコア寄りな一方、読者投稿コーナーとか妙に軽薄でライトノリなのもある。クロスレビューとかもっと踏み込んでいいと思うんだけど。雑感インプレッションで、『バーチャファイター5』ではオンラインのラグについて触れてるのに、『ウイニングイレブン2008』ではオンラインに関して完全スルーとか、どうなのよ。ソフトが出ればユーザーにはすぐ分かることなのにさぁ。その辺りが、ファミ通を誌名に冠することの限界なのかな。