古本

 こないだ行った古本市場では後編しかなかったので、今回は前編を買ってきた。エンターブレインから復刻版が1冊にまとまって出てるんだけど、末弥純さんの表紙や挿絵が削除されてるってことだし、本の形態として文庫本が好きだし、なによりやはり富士見ファンタジア文庫であるってのが俺には大きい。読んだ本はそれほど無いんだけど、『スレイヤーズ』がオタクに足突っ込んだきっかけの一つだし、月刊ドラゴンマガジンもよく買ってたのでなー。こう、自分の人生におけるひとつの象徴として大きいわけですよ。今はライトノベル界では、「昔は幅利かせてたらしいね」ていう下の方のブランドみたいだけども。電撃なんて、俺がライトノベル読んでた頃には「ゲームのノベライズとか多いよね」なんて感じの格下もいいとこの立ち位置だったのに、いつどの辺で躍進したんだろか。