ゴールデンアニメ

 今日の土曜プレミアムは映画でも実写ドラマでもドキュメンタリでもなくアニメのようで、今から結構楽しみ。こういう非オタク向けアニメのデカいのってあんまりないのでな。特にテレビのゴールデンでは。それで何がアニメ大国だよバーカってなもんですよ。オタク向けの深夜アニメの本数だけ多くてもどうだっつーの。こういうのも増えてかなきゃさ。とか言いつつ自分も、15日にテレビ朝日でやってた戦争アニメはきっちりスルーしたんだけど! だってああいう戦争モノって大体、実写・アニメ・小説、マンガ・絵本と媒体や表現法を問わず作品として面白くなさすぎるのばっかなんだもん。
 ところで、相変わらず「一般」嫌いのアニメオタクさんたちがすでに掲示板とかで大叩きしてて、まー、分かりやすいな彼らは。タレント声優がどうとか、うるせーよ『時をかける少女』のときは声優には触れずに賞賛一辺倒だったくせに。分かりやすいオタ向け萌え記号のないキャラクタ・デザインをいちいち「下手」とか「センスない」とか偉そうに言ってんじゃねーよ。いかにもオタクが食いつきそうな絵柄で人気のアイドル声優さんが声やってます、とかいう方がよっぽど萎えるわ。アホか。そんな一山いくらなアニメ、深夜にテレビ埼玉とかTVK付けりゃ毎日のようにやってんだろ。そういうのが好きなら、黙ってそれだけ見ときゃいい。「興味ない」「つまらないに決まってる」んだったら、わざわざ噛み付くこともない。あっちは最初からオタクなんて相手にしてないんだよ。相手にされてないんだよ!


 ま、俺もあんま面白そうだとは思ってないんだけどー。だって今さら「心を閉ざした少女」とか「自然の多い田舎」とか「しかしダム建設計画が!」とかものすげー型どおりのネタばっか並べられてもな。これで期待しろという方が。企画会議での通りやすさは完璧だろうし、世間の良識的な方々は自然の大切さと心のふれあいの重要さを知って涙涙で感動してくれるだろうけどもさぁ。あーでも調べたら脚本が『学校の怪談』(アニメじゃなくて実写映画の方)の人らしいんで、ちょっとだけ期待が盛り返したわ。今日は10時過ぎには寝たいから、録画しといて、来週ゆっくり見よう。


 ところで、なんか鎖国がどうとか言うフルCG映画も最近公開してたけど、とりあえずオタク系ウェブサイト界隈ではあんまり話を聞きませんな。そりゃま、「監督はあの『アップルシード』でプロデューサーを務めた人だよ」とか言われた日には当然の反応だろうと思うけどもさ。宣伝的には一般向けとして頑張ったみたいだけど、どうなのかね。