オブオブ

 『オブリビオン』。

  • 借金を返すために祖父の遺品を墓所から取って来て欲しいと言う依頼。借金作った原因であるところの父親は既にどこかへ連れて行かれてしまったらしい。恐ろしいなー。と思って額を聞いたら、1000ゴールドだった。1000ゴールド。うーん。この世界の一般人にとっては高いのか。どっかの街で年収5ゴールドとか言ってた人もいた気がするけど、さすがにあれは特に貧しい人なのかね。平均年収5ゴールドの世界で1000ゴールドも貸してくれる奴いるわけもなし。ていうか、戦士ギルドへの仕事依頼は幾らかかるのだろう。とかなんとか思いつつ墓所から遺品を回収して帰還。たまにはいいこともしようかなーってことで、1000ゴールドは肩代わりすることにした。祖父の遺品である装備品は「預かる」と言う名目で俺のものに。ま、使うことはないだろうけど、このやり方でしか手に入りそうにないしな。そうなるとやっぱり手に入れておきたくなる。
  • ネクロマンサーの組織に潜入していた奴から連絡が途絶え、さらに裏切りを疑い始めた評議会によって戦士の一団が派遣されてしまったと言うことで、ひとっ走りスパイに累が及ばないよう様子見てきてくれという依頼。行ってみると、既に派遣された一団は一人を残して全滅させられていたらしい。「敵は遺跡の奥だ、行くぞ!」と勢いよく突進する生き残り。せり上がる床。お笑い芸人も真っ青のすばらしいテンポで登場即ご昇天。すごかった。ダンジョン自体は他に仕掛けもなく、敵も大したことなかったので簡単だった。ちなみにスパイさんは…………やってのお楽しみ。
  • とある地方領主が魔術師ギルドにとってとても重要な情報を手に入れたから、信用できる奴をよこせと言う指名クエスト。行ってみると、「じゃあまず俺の依頼を聞いてもらおうか」とか言い出す。調子の良い奴。で、聞くと、街の近くにバンパイアが来て、更にそのバンパイア目当てに吸血鬼狩りサークルの方々が来て、鬱陶しいから両方どうにかしてくれという依頼。バンパイアの方はいいとして、問題はサークルの方々。迂闊に手を出すととこちらが犯罪者。誰にも見られず一発で倒せないといけないわけだから寝込みを襲うか、それとも挑発の魔法を使って相手の方から仕掛けさせ正当防衛に持ち込むか。でもまぁ、とりあえずセオリーから言うと、吸血鬼が根城にしている洞窟を教えて、そこに行って潰しあってもらうってことになるのかな。と思ってとりあえず場所を教えたんだけど動かない。これじゃダメなのかーと、仕方ないのでサークルの皆さんが寝るのを待つことにして部屋の前で夜まで待機したんだけど、そしたら夜になって洞窟へ向かい出す御一行。しめしめと付いていく俺。洞窟の中なら手を出しても大丈夫……か? と思いつつ、念を入れて離れたところから戦闘を見物していたら、「ハンターさん全滅」のメッセージ出現。よくやった吸血鬼ども! ということで、残った吸血鬼をはたき倒して終了。うまいこと暗殺したり堂々と殺したり、解き方は色々あるけど、正攻法でも詰まらずちゃんと上手くいくようになってんだな。


 しばらくは戦士ギルドと魔術師ギルドのクエスト進めることにした。すっかり忘れてたけど闘技場もあったか。ひとまずそのサブシナリオ3つを終わらせるのが目標かなー。