疑心暗鬼

 ファミ通のレビューでXbox360の『レインボーシックス ベガス』がオール9点を取ったって話は水曜日のフラゲ情報で聞いてましたけど、なんか、コメントでもやたらとXbox360を押しまくっていたりするらしいですな。で、めでたくあちこちのXbox360ユーザーから「気味が悪い」「何か悪い前兆だ」とめったくそに言われてるようで。なんすかね。今になってようやくお金のそれなりな使い方をひとつ覚えたんですかねMSKK。熱心なユーザーが多いからそれを読者として取り込みたいという出版社側の思惑もあるんかな。それじゃあファミ通Xbox360はどうすんの、って話になるわけなんですけども。


 いや、どっちでもいいですけどね。金払って褒めさせるのも今更感ばっかですけど、なにもしないよりはいい。少なくとも、社員しか喜ばないグラビアアイドルを自慢げにイベントに呼んできたり、感染力ゼロのバイラルマーケティングを誰にも見つからずにやってのけたりしちゃうよりは万倍マシには違いない。でもねー。まー、やっぱ今更過ぎるっていうか。
 やっぱり宣伝よりもまずソフトの充実をね。海外の有力タイトルのローカライズ権をどんどん買ってくださいよ。外じゃマルチタイトルでも、他社に権利取られると日本ではXbox360だけ除け者とかなっちゃうんだから。『プリンスオブペルシャ 時間の砂』みたいにライバルのソニーが権利買ったので絶対にXboxでは出ませんとか全然笑えないし、ましてや『BioShock』みたいに、今のところとはいえXbox360独占と言ってくれているようなサードパーティーのタイトルは今すぐにでも買い付けてくるべき。あと『Dirt』も、『FEAR2』も、『GTA4』も、有名どころは全部大急ぎで。無論、ファーストパーティー製タイトルなら、北米とはせめて一ヶ月以内のブランクで発売するのは義務。どれにしたって元が取れるほど売れないのわかってるけど、MS自身がやらなきゃ他に誰もやるわけないんだからさー。ホントたのむよー。