こりゃ面白い

amaznode: amazon related product search

amaznode(アマズノード)は、flashを用いたamazonの関連商品検索サービスです。「この商品を買った人は、こんな商品も買っています」という統計情報をamazonから取得し、関連商品の関連商品、そのまた関連商品・・・といった具合により深く掘り進んでいくことで、商品同士の関係性をネットワーク状に一覧表示します。amaznodeの用途は検索だけではなく、リサーチツール、アフィリエイト支援ツールなど様々な使い方をすることが可能です。

 これは面白い。すごい。NGM+その他の欲望さんのエントリで見つけたけども、いや、これははまる。

フィリップ・K・ディック

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 試しに好きな作家名で。商品画像のないのが多くて、あまり見栄えがよくないか……。意外性のあるつながりも見られない。

Xbox360

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 これは面白い。是非ご覧あれ。
 『Xbox360 プレイ&チャージ』という周辺機器を核にしたXbox360関連商品の塊(本体ではなくあくまで周辺機器類が核、というのがまたなんとも面白い)と、『Xbox360 コアシステム 発売記念パック』を核とした塊にくっきり分かれる。その二つを繋ぐのは、Xbox360用ソフト『プロジェクト・シルフィード』とプレイステーション2用ソフト『ファイナルファンタジー11 アトルガンの秘宝 拡張データディスク』という2本のスクウェア・エニックス製品。しかも後者の塊におけるXbox360ソフトとのつながりのなさったらない。HDDがないとは言え仮にも同じXbox360本体なのに、それまでとは全く別の層、『ハルヒ』、『ひぐらし』、『うたわれるもの』等々かなり王道的なものを手に取るタイプのアニメオタク層から訴求されているという。いや、これは面白いわ。面白すぎる。とは言っても、仮にもXbox360である以上は『コアシステム』がそう多く注文されているとは思えないから、恐らくは何か1本どうしてもやりたいソフトがあるごく少数の奇特な人がその安さに騙されて惹かれてとりあえず買ってみようとしてるという感じなのだろうかな。で、その少ないサンプルの趣味が、まんまダイレクトに反映されてこうなってしまっているんじゃないかと推測する。
 それにしても、HDDがないためにデータ保存に必須となる『Xbox360 メモリーユニット』が繋がっていないあたりが非常に不安なわけだが(『メモリーユニット』はもう一つの塊の方に入っている)、つーか、よく見ればそもそもXbox360ソフトとすらろくに繋がっていない(少なくともこの図の中では『プロジェクト・シルフィード』だけっぽい)のだから、なんともまぁ……。なんかんだ言われていてもスクウェア・エニックスはまだまだ訴求力の強いメーカーであり、そして安価な『コアシステ』の発売はそれに乗じてユーザー層を広げるのに一役買った、と好意的な見方をするべきかしら。うぅむ。しかしXbox360本体と一緒に買うソフトがそれとは、せっかくXbox360買うにしてはだいぶ勿体無いような…………いや、他人の趣味に口出しするこっちゃないか。
 ていうか、 アマゾンの商品ページを見ると、『コアシステム』のページの「この商品を買った人は〜」にはちゃんと『メモリーユニット』へリンクがあるのな。ただそれが何故かamaznodeには反映されてないというだけのことか。うーん。この辺、どうやってリンクを反映させるかさせないかの線引きをしているのだろう。

Halo

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 これも面白いねー。最初Xbox版とPC版でくっきり分かれているのだけど、少し待っているとXbox360を媒介にその二つが繋がれるという。そしてコンシューマの方の塊からはさらに接続ケーブル類の小さな塊が派生する。個々の商品の繋がり自体にはそれほど驚くものはないけども、見ていて楽しい。

再びXbox360

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 さっきとはカテゴリを変えて、今度はbooksカテゴリで。
 とにもかくにもまず『ランブルローズ ダブルエックス』関連の出版物。そこからゲーム機のXbox360と、『デッド・オア・アライブ4』関係の出版物へ繋がっていくんだけど、それとは別に、萌え系の中でも割と頭身が高めのイラストレーターの作品集と、『クイーンズブレイド』などの塊も形成されていく。どうやら、逞しい女性に特に目のないユーザーがいらっしゃるようで。また、Xbox360の塊からは、サウンドトラックと、ファイナルファンタジーなどスクウェア・エニックス系ソフトの派生が起こり、それぞれ塊が作られていく。


 遊んでるときりがないので、この辺で。