任天堂

 プレイステーション3Xbox360のエントリは書いたのにWiiだけ書いてないわけですがそれには理由がありまして、なぜかと言えばそれは書く気にならないから。というか、興味が湧かないから。いや冗談じゃなしに。
 個人的に、任天堂は世界最強のゲームメーカーだと信じて疑ってない。でも。実は今までの自分のゲーム体験の中で、最も馴染みのないハードメーカーだったりもするんだよね任天堂。ハードメーカーとして縁がないということはつまりソフトメーカーとしても縁がないということで、だから思い入れがない。小学1年生のクリスマスにファミコンを買ってもらって遊んだこともあるけど、遊びすぎてすぐ親に隠されちゃうようになったのでごく短い期間だったし、小学校低学年のガキの頭にゃ「ゲーム会社」がどうこうなんて意識は無い。それ以降も任天堂のゲームで遊んだことが無いわけじゃないけど、数も時間も微々たるもの。んで、思い入れが無いから、何か語ろうとも思わない。思えない。
 「いや、今までは縁がなかったとしても、これからの可能性に胸をときめかせることは出来るじゃないか」と思われるかもしれないが、それはそれで、なんていうかな、もうプラスのイメージばかりがやたらと先行してしまって、その実態を確かめられるだけ近づこうという気に最早ならない。自分ごときがわざわざそんなことしてどうするの、っていう。全く知らない人同士ではないし、話しかければちゃんと何か言葉を返してくれる人だろうけど、とてもじゃないが話かけようとは思えない同じクラスの優等生。みたいな? 自分でも何を書いているのやら。ほら、Wiiのあのコントローラとか、何をどうして使うつもりなのかこっちの頭じゃ分かりゃしないもの。想像も付かん。実際にデモンストレーションしているのを見ても「おいおい、なにやってんだおっさん」なんて困惑しか浮かばない。ただ、「任天堂ならあのコントローラを使って、それでしかなしえないすごい体験をさせてくれるはずだ。それは、実際に自分であのコントローラを握って始めてわかる!」と信じられる。言い切ることが出来ちゃう。
 何かの論争とかでよく「この○○信者め!」って悪口が言われるけど、この地球で最も任天堂を崇めてるのは、他の誰でもないこの自分だと思う。教会には行かず、祈りをささげたこともなく、バイブルすら読んだことが無いのに、なぜかそこいらの敬虔な信者よりずっと神を敬い畏れてる。こんな滑稽な話があるかよってくらいアホ臭い話だけど、多分これが事実。だから今、任天堂の話はしない。みだりにその名を口にし、行いに疑いをさしはさむことは許されないから。我ながら恐ろしいことだ。


 欧米圏の宗教よりも身近な、まさにこの国の過去の事例に関連してもっといい例えが浮かんだけど、命が惜しいのでそれは言わないでおこうと思う。砂漠の国のイメージも頭をよぎったけど、やっぱり命が惜しいのでそれも言わないでおく。

追記

 これで書き終わると本気で頭がまずい人になりそうなんで。要は、Wiiどんなもんになるのかまだ自分の頭じゃ想像できねぇってことですよ。Xbox360は既に手元にあるし、PS3も「グラフィックスがよくなりました」という映像部分以外には今のゲームと変わるところが見当たらないから、だいたいやることは想像付くわけ。でもWiiはちょっと無理。なのでノーコメント。そんだけのことです。宗教だ何だとか例えに出ちゃってるのは、多分こないだディック読んだから。あと、任天堂はすごいメーカーだと思ってるのは事実だけど、例えば今回のE3の話題だと岩田社長の発言がやたらと持ち上げられて褒め称えられていたりとか、ああいう盛り上がりには正直付いていけない。