ACE COMBAT 5 The Unsung War

ACE COMBAT 5 The Unsung War

 『エースコンバット』は、初体験の『3』にドハマリしたものの、『4』にはどうも付いていけず途中で止めてしまい、『5』も同じく付いていけず途中で止めていた作品。
 『5』は、最初は「仲間と共に飛ぶ」ということで、ユーザーの大半から賛同を得られなかった『3』以降切り捨てられていたキャラクタという要素の復活に期待していたわけだが、いざ蓋を開けてみたら、仲間と言ったところで、プレイ中に余計な語りかけをされた挙句に返答のための余計な操作をさせられる鬱陶しい存在でしかないというすばらしいゲームだった。ナムコが嫌いになったのもこのゲームをプレイしてからと言っていい。こちらが左スティックで戦闘機を操作してドッグファイトをしている真っ最中に十字ボタンを押す返事を要求してくるってんだから、まぁ、あれが天下のナムコが作ったソフトだとは、とても。別に、何なら親指以外でも十字キーは押せるし、左スティックから少し指を離したって実際のところ大きな問題もないのだが、しかしそれは自分の中にある許容範囲を超えていた。


 で、なんとなく気が向いたので再開してみようと思い切ってみたのだが、ミッション10と11Bをやってやっぱり終了した。ふむ。
 これは自分でも不思議で、『エースコンバット3』は文句なくすごい面白かった。『4』も『5』も基本的なシステムは『3』と何ら変わらないのだが、にもかかわらず、どうにも受け入れられない。何故なのだろうなぁ。『3』では大空を自在に飛んで敵を撃ち落としていく自分に酔いしれることすら出来たのに、『4』と『5』では面倒なミッションをやらされている感じしかしない。まったくもって不思議。