ものすさまじく今さらな話

マイヤヒー まとめ
 土曜日、健康診断のためにいつもより早く大学に行ったので、それを終えてから講義が始まるまで学生ラウンジで本を読んでいたわけだが、そしたらラウンジの奥にある生協の売店から流れてきた。
 「飲ま飲まイェイ」とか言ってネット上ですごいブームになったのは知っていたのだけど実は2度くらい、しかも部分的にしか聞いたことがなくて、「ああ、あれはこういう歌だったのか」としみじみ聞き入ってしまった。ていうか、「飲ま飲まイェイ」と「マイヤヒー」て同じものを指していたのね。初めて知りました。「マイヤヒー」はてっきり「ヤンマーニ」みたいなアニメ方面の不思議ソングのことなのだろうだとばかり。
 個人的には、「Ma-I-A Hi」とか「Nu Ma, Nu Ma Iei」よりも「Chipul Tau Si Dragostea Din Tei」の部分が音としてかっこよくていい。まぁ、意味は分からんのだけど、でもとりあえず音から入って言語に興味を持つのもありだよな。この曲をきっかけにルーマニア語を習い出した人はいるのだろうか。……さすがにルーマニア語じゃ応用の幅が狭すぎてないかな。ソヴィエト連邦国歌がかっこいいので是非とも原語で歌いたいというだけで大学の第二外国語でロシア語を取ったっていう奴なら知ってるんだけどー(ロシア国歌は、メロディーはソ連時代と同じでも歌詞の変更によって音の力強さがなくなったからダメらしい。ソ連・ロシアの国歌についてはこちらを参照)。


 ところで「マイヤヒー」、てっきり空耳flashによる日本国内一部だけでのブームなのかと思ったら、ヨーロッパでも不思議ソングとしてヒットした曲なのな。しかもご丁寧にこんな裏話まで。うーん。それにしても、こういう場合、当の歌手本人たちは一体どんな心境で海のはるか向こうの国での自分らの曲の大ヒットを受け止めるのであろうか。

追記

 はてなキーワード、「Dragostea Din Tei」のページには「マイヤヒー」へのリンクだけがあって、「マイヤヒー」のページで曲としての「Dragostea Din Tei」のご丁寧な説明があるのだが、はて、それはなんだかおかしくなかろうか……?