こんなに間を空けてエントリーを書くのは始めてかな? ようやく時間が出来た。……と思ったら二日しか開いてないことに今気がついて驚き。四日くらい経っているような感覚だった。


 9bit confusionさんの「やってもいない一年戦争の話」スレノモリさんの「お前等の一年戦争」を読んで猛省。マイナーハードで遊ぶ一人として、面白いのに値段の下がったゲームなんて死ぬほど見てきたというのに。メジャーハードにだってそういうソフトはいくらでもあるのも知っているのに。そういうソフトを見るたびに悲しさを感じていたはずなのに。
 ゲームとはやって楽しんでナンボのモンであり、値段がどうだ幾らに下がったなどと言う情報でソフトを見て賢しげにニヤつくなど言語道断であった。自分が情けない。


 ITmediaの「ゲーム購入は価格より内容重視」。結構いろんなニュースサイトでリンクされていたのだが、どうだろう。ゲームをやるのは楽しさを得るためで、金を払うのはゲームソフトを手に入れるための代償のはずだ。ならば価格よりも内容が重視されるのは当然だと思うのだが、そんなに大層なニュースなのか? まさか皆金を払うことが第一義であって、ゲームソフトはその代償に受け取ってるだけとか言うんじゃあるまい。問題があるとするならば、実際に買ってやらないことには内容はわかりっこないと言うところで、いくら価格より内容を重視しようとしたところで実は重視しようがないという点だろう。買う前に分かっているのは価格だけだ。
 そう、だから、「売れてるゲームが良いゲームとは限らない」とは確かなのだ。僻みではない。だって、買った時点ではそのゲームをまだやっていないのだから。売れてるゲームはあくまでも「面白そうなゲーム」だ。逆も然り。買ってもいない・やってもいないゲームを何故「つまらない」と決められよう。


 1000円で売られていようとも遊んで面白ければそれは良いゲームであり、世界で1000本しか売れてなかろうとも遊んで面白ければそれも良いゲームだ。いつまでも定価近辺をキープしていようが遊んで面白くなければダメなゲームであり、世界で1000万本売れていようが遊んで面白くなければそれもダメなゲームだ。面白いことこそが唯一絶対の価値であり、それを判断するのは自分自身だけ。どんなにもっともらしい言葉を積み重ねていても他人の感想は所詮他人の感情で、自分の感情じゃない。
 再び忘れることのないように。



 まぁ、何を言ったところで今はゲームやる時間ねーんだけどな。