『魔牙霊』

魔牙霊

魔牙霊

 最初にワールドマップに放り出されるところまでやってみた。買ってから約1年、今日が初めての起動かな。体験版は前に一度やったけど、次から次へと湧き出てくる雑魚敵がうまいこと捌けなくてかなり序盤でリタイア。んなもんで結構覚悟してたんだが、序盤ということもあってか、それほどではなかった。ボス戦で一回コンティニューしたけど。
 剣を2〜3発当てて着眼したあと龍撃。これが基本か。大型の敵やボス相手は、ロックオンして周囲を回りつつ隙を窺う。鬼武者のバッサリ感とか無双の爽快感を期待してやると肩透かしだろうが、まぁ、オーソドックスなアクションだよな。ワールドマップだとかシナト視点だとか、一体何の意味があるのか理解に苦しむ要素も見られるが、特に大きなマイナスというわけでもなし。ただやはり、日本のマイクロソフトゲームスタジオが作ったXboxオリジナルタイトル第一弾であった作品としては地味でインパクトに欠けるのは確か。同時期に、同じアクションで高評価作品の続編である『O・TO・GI 百鬼討伐絵巻』が発売したのも痛かったな。まぁ、分かりやすくインパクトのある作品というと日本市場ではどうしてもRPGに偏りがちになるので、RPGをやらない身としてはこちらの方がありがたいというのが正直なところ。相変らずマイナーハードに「PS2みたいにRPG出せ、そうすりゃ売れる」と言いくさる勢力は存在するようだが、他のハードと同じ道を行く必要もない。PS2RPGが隆盛だというなら、RPGをやりたい奴はそのPS2を買えば良し。PS2のスタイルが正しいと思うなら好きなだけPS2やってろ。こっち来んな。アクションメインで売っていくハードで何が悪い。なめんな。

 熱くなったのでこの辺で。