ヴァンキッシュのデモで遊んだよ

 『ベヨネッタ』はソフトを買っていないどころか体験版を落したっきりまだ手付かずなので、『ヴァンキッシュ』のデモがプラチナゲームズのタイトル初体験になりました。
 で、まぁ。スピード感を売りにしたゲームプレイ画面を見ていて、何となく想像はついてましたが、その通りな手応えで。上手い人はものすごいかっこいいプレイが出来る、その一方で、下手な人はものすごい無様なプレイしか出来ない。そういうタイプのゲームですね。


 とりあえず、ノーマル、カジュアル、ノーマルと3回やって、ようやくダッシュとカバーに慣れてきました。スローはまだダメ。意識的に使うことが出来ない。
 ゲージと弾薬の管理が厳しいですね。デモの場面はさすがに2回目からは弾薬の心配もすることなく遊んでいましたけど、このままの感覚で本編をやると、多分あちこちでしょっちゅう弾切れを起こして、そのたびに味方が回復待ちになるのを待ち続けるみたいな間の抜けた光景が繰り広げられること間違いなし。なんでもっとジャンジャン補給させてくれないのかな。上手くなれってことなんだろうけども。そういうコダワリなんだろうけども。でも別になー、ゲームプレイ的には、こういうデフォルトでの縛りがそこまで肝でもないような。上手い人は上手い人で、弾の心配なんてせず進んでいくのだし。放っておいてもなかなか進めない下手な人のゲーム信仰をさらにもたつかせるほどの意義は、あるのかな。うーん。
 カジュアルは、低難易度という扱いなので選びたくないという人も多いと思うんですが、あのオートロックオンってのは要するに『コールオブデューティ 4』にあったオートエイムなので、そんなに気にすること無いと思います。寧ろこのゲームなら、ノーマルじゃどうもしっくり来ないと思ったら、迷わずカジュアルにしていいと思う。そこまで大きくプレイも崩れないし、それでいて弾薬の無駄な消費はだいぶ防げる。ただ、デモの最後のボスとかになると、ロックしようとするとたまに「いや、そこじゃないんだけど」っていうとこに照準がぐりっと動いたりするのが、ちょっと困るかな。たぶん的確なところに合わせてくれているのだろうけど、こっちがそこを狙ってるとは限らないので。腕を攻撃したいのに頭に持っていかないでくれよ、ていう。

Vanquish Demo - Normal mode


 最後に、ウェブで紹介されていたデモのプレイ動画。海外の方でしょうか。わりにしょっちゅう赤くなっちゃってますが、スローの活用っぷりがすごい。このくらいのプレイをして見せることが、このゲームで想定された「あるべき姿」なのでしょうね。私なんかから見ると次元が違いすぎて、全然参考になりませんが。本当に同じゲームを遊んでますか? 実は俺が遊んでるのはアルファ版で、この人が遊んでるのはゴールドなんじゃありませんか? そんくらいのレベル。泣けます。悲しくて。