今日もブックオフ105円

天地無用!魎皇鬼―ハワイの休日 (富士見ファンタジア文庫)

天地無用!魎皇鬼―ハワイの休日 (富士見ファンタジア文庫)

天地無用!魎皇鬼―夢のかたち (富士見ファンタジア文庫)

天地無用!魎皇鬼―夢のかたち (富士見ファンタジア文庫)

 ブックオフの105円コーナーにて。
 奥田ひとし天地無用!魎皇鬼』と『新・天地無用!魎皇鬼』は抜け補完。
 長谷川菜穂子『天地無用!魎皇鬼』は、実は当時も買っていたのだけど、なんとなくノリが合わなくて途中で読むのやめてたのだよな。再挑戦と言うことで。どこまで買っていたかよく覚えていなかったのだけど、105円だとそういうときに助かる。『ハワイの休日』は読んだ記憶がある。『夢のかたち』は長谷川天地の最終巻なので読んだことなかったけど、なるほどこういう話かぁ。ていうか、巻末のシリーズ一覧見たら、どうやら読んだことないのは13冊のうちこの『夢のかたち』含めた3冊しかなかったようだ。俺が読まなくなったあとすぐ完結してたんだな。
 それにしても、長谷川天地は、やっぱ独特だよなぁ。ちょっとドロっとしか感じがあると思う。『ハワイの休日』の悪霊もそうだし、『夢のかたち』も阿重霞と天地の身勝手さと言ったらない。あと阿重霞ばっかり露骨にヒロイン過ぎるよな。そこの評価は好き好きだろうけども。
 『土曜ワイド殺人事件』は見かけて買ってみたんだけど、さっき調べたら数年前に新装版と続編が出ているらしいので、そっちもいつか買ってみたいなと思う。
 『犬家の一族』は短編集。最初の2話は去年単行本が出た『冷食捜査官』か。進研ゼミ中学生コースの冊子か何かに掲載されてたらしい青春SF『クレープを二度食えば』と、自伝風『あしたのために』が面白い。表題作はちょっと合わなかった。
 『西武新宿戦線異状なし』、実は2002年に角川書店から出た新装完全版を5年前に買っているんだけど、急に読みたくなって買った。105円の勝利。完全版と何が違うのかは、いまその完全版が手元にないのでよく分からん。
 『ヴェルバーサーガ』は、何となくファンタジーのマンガが読みたかったので、内容を一切知らないまま作者の名前だけで選んで買ってみた。ちなみにこの1993年に出た第2巻の巻末で「ではまた3巻でお会いましょう」とか書いてあるんですけど、さっき調べてみたら、このあと1995年に角川書店刊に移って、第3巻が出たのが結局2003年だそうですよ。