Xbox360インディゲームスに、萌え横スクロール・シューティング

 北米のWebマーケットプレースでも、北米ユーザー向けなのにこれ1本だけ日本語タイトル表示で異彩を放つ『クレッシェンドシンフォニー』。あちらでは既に配信中。
 何とはなしに北米のマーケットプレースを眺めていて、びっくりしてしまったよ。いやまぁ、そっち系っぽいイメージのタイトルは今までにもたまーにあったけど、だってこれ、説明文が日本語で書いてあったりとか、あきらかに日本人の日本人向けタイトルなんだもんな。XNAでゲーム作ってる日本人は、ネットで探してみれば勿論いないわけじゃないけど、こうしてちゃんと「出てきた」ところを目にすると、やっぱりびっくりするというか、何故だかこっちがうろたえると言うか。
 どうやら、来月に日本でもXbox Liveインディゲームスのサービスが開始するのにあわせて日本製のゲームをローンチに用意しようと言うことになって、選ばれた中の1本がこれらしい。ただマイクロソフトさん、日本のサービス開始まで配信開始を待つつもりは別に無かったようで、既にサービスを開始している北米ではもう配信が始まったということだとか。いや、まぁ、いいですけどね。どうせサービス開始時にだけは何本か用意したって、そのあとにはろくすっぽ続かない「いつも通りの」流れになるの分かりきってるし……。
 それにしても、北米でも日本語タイトル表示で配信されているってことは、おそらくゲーム提出者が書類に書いたそのままのタイトルが登録されるってことなのだろうから、そうなると、日本でサービス開始しても、海外製のゲームのタイトルやテキストが日本語表示されるようになったりはしないってことよな。まぁ、そりゃ「インディーズ」なんだから、製作者本人がそうしない限り外国語化されないのも当然だろうけど。Xbox Liveアーケードだって、インディーズじゃないのに英語のままなの幾らでもあるしな。しかし、それならなんで日本でのサービス開始をこんな遅くする必要があったんだよって言うのは、ある。どの道まともにサポートしないんだったら、とっとと始めてても変わらんかったんじゃねぇか。

追記

 あくまで俺の場合なので他の人は知らぬ。
 北米タグで落としたのを日本タグで起動して「保護者の制限が云々」みたいな注意メッセージが出た場合は、ダッシュボードに戻って、システム設定、保護者による設定、本体の制限と潜って行って、もし制限をしてあるなら外し(あなたが未成年者で、実際に保護者の人に設定してもらってるなら、勝手に変えちゃダメですよ)、そうでなくても、ここで設定完了を押す。そうすると起動できるようになる。
 メニュー画面では、Xボタンを押すとマーケットプレースの完全版購入ページにアクセスできるが、実はここでアクセスしてるのは、「来月から」サービス開始する日本アカウント向けのよう。それでもちゃんと買える。俺は勢いでつい買ってしまった。アカウント停止は勘弁してくださいマイクロソフト様。


 ゲームの中身については、俺はシューティングゲームをそんなに知らないので、あまり細かいことは言えない。ただ、スタートボタンを押してもポーズがかからないのは、ちょっと不満かな。ガイドボタンでも停止はするけれど。あと、普段はあんまり気にしないんだけど、こういうのでリーダーボードがないのって、やっぱ寂しい。インディゲームはそう言う機能が付かないのか、ただこのタイトルには付いてないってだけなのか。せめてオンラインじゃなくても、オフライン・ランキングはあっていいんじゃないか。「お、前にやったときよりスコア上がった」くらいはちょっとは思いたい。
 そんなとこ。まぁ、240マイクロソフト・ポイント(360円)なので、あまり多くを望むモンじゃないってのはあるのかとは思う。俺みたいなのは、逆にそう言うところで「気楽にプレイできる」って感じがあったりもするけれど。ただ、やっぱり、ローンチでわざわざ揃えるならば、もうちょっと機能があって然るべきだったんじゃないか。最初だからいきなりものすごいのが出ちゃまずい、みたいなことなのか。うぅむ。実のところ、ほかのインディゲームス(コミュニティ・ゲームス)て、今までもたまに北米マーケットプレースを覗いて面白そうなの落としたりはしてたのだけど、起動して遊んでみたことは一度もないので、どのくらいの水準のものまで期待していいサービスなのか全然分からんのだよな俺。

追記 その2

 メニュー画面でXボタン、のあれは、未公開の日本のインディーゲームス・マーケットプレースに繋がっているわけではなく、日本のタグのまま北米マーケットプレースにアクセスしているという状態らしい。北米のマーケットプレースで日本タグに登録したマイクロソフトポイントが使える状態なわけだけど、いいのかな。それとも、インディーゲームスについてはちゃんとそう言う仕様として設計されていて、インディーゲームス以外にはやっぱりアクセスできないようになっているのか。試してないのでそこまでは分からん。