『マスエフェクト』雑感の雑感と、『タイムリープ ぶーとべんち』

ゲーマガ 2009年 06月号 [雑誌]

ゲーマガ 2009年 06月号 [雑誌]

 普段買わない『ゲーマガ』を何故今日に限って買ってきたのかと言うと、Xbox360用の『タイムリープ ぶーとべんち』とやらのダウンロードコードが付いていると聞いたので、今のところ買う予定はないのだけど、一応確認も兼ねて試してみよう。という。しかし980円もすんのなこの雑誌。『ファミ通Xbox360』(690円)なんかよりは売れてそうだけども。スポンサーの違いかね。


 中身について、まぁ売ってるものなので細かいことは書きませんけども、とりあえず『ファミ通Xbox360 6月号』。
 裏表紙は『ケツイ』の広告。昨日のMIDNIGHT LIVE 360でもチラッと出てましたな。「鋭意製作中!」だそうで、本来ならここに発売日が入るはずだったんでしょう。「早期購入特典」とか載ってますし。しかしねー。無期延期はいいんですけども、別の開発会社で一から作り直す話のようで、そうなると困るのは、既に発売している例の方のアップデートですよね。同じ開発会社がやってた仕事なのかは分かりませんけども、多分同じだと思うんですよ。で、『ケツイ』を今さら一旦白紙に戻すってことは、ねぇ。会社の公式ウェブサイトでも、『ファミ通Xbox360 5月号』の中でも、アップデート修正はするとはっきり書いてましたけど。けど。けどけどけど。どうなることやら。ちなみに、なんかどこぞでプロデューサーが退社した逃げたとか何とか話を流してますけど、今月号でもしっかりコラムが載っていて、『タユタマ』ページの備考欄にもプロデューサーとして名前が出てます。来月号でどうかは知らんがな。
 『マグナカルタ 2』は、ドラマと武器をDLCで配信するそうで。スパイク『ウォンテッド』『バトルステーションズ パシフィック』とベセスダ『ウェット』とディズニー『ピュア』は吹替え、ベセスダ『50セント』は字幕でのローカライズ。『バトルステーションズ』と『ピュア』はちゃんと全世界共通サーバのようです。『50セント』は未定。『ウォンテッド』は、今さら知ったんですけども、完全に一人用なのね。
 そんな感じかなー。『メモリーズオフ』の記事を見て知ったんですけど、あのゲームって今、ささきむつみじゃないのねキャラクターデザイン。昔はそうだったけど。友人がハマってたので、ゲーム内容はよく知らないけど、そこは覚えてる。
 来月号は、ちょうどE3 2009開催の直前の発売と言うことで(E3が6月2日、雑誌発売が5月30日)、あんま新情報は期待できないっぽいですよ。前も、イベントがことごとく雑誌発売とタイミング合わない悪い時期にばかり開催されると愚痴ってましたけど、大変だねー。月末発売の月刊誌は。MIDNIGHT LIVE 360が次回E3に合わせての開催なのは、まぁ実際に何をやるか、本当にE3と絡むのかはまだ分からないけども、そういう部分のフォローの意味も大きいのかな。編集長コラムによると、その6月頭のも含めて夏までにあと3回はやるつもりのようです。



 で、えぇと。記事タイトルの『マスエフェクト』ですけども、毎度恒例言いたい放題の雑感インプレッションで「ハヤカワSF世代にオススメ」と言われてて、やはりこの辺期待なのかなーていう。ちょうど俺が気にしてたあたりにピンポイントで触れられてて、(結構砕けた感じの、砕けすぎた感じのコーナーなので、果たしてどこまで参考にしていいかはまた別として)非常に嬉しかった。
 『マスエフェクト』に関しては、最初に海外で発表されたときはあんまり注目してなかったんだよな俺。その後も、そんなに目を引くものはなかった。はっきり言ってゲームプレイ的にはあまり面白そうでもなかったし。なかった、と言うか、今でもその辺はあまり期待してない。ただ、じゃあなんで日本版発売して欲しいなと思い続けて、今も楽しみかって言うと、エイリアンなわけですよ。ええ。エイリアン。特にあれ、昨日のMIDNIGHT LIVE 360でカエルとして取り上げられていたような、あまり人間に近くないような感じのね。あれにやられた。基本的にはどの種族も直立二足歩行で、すごい人間と離れすぎたようなのは、スクリーンショットとかでも見かけないので、多分あのカエルみたいのがせいぜいで、出てこないのだろうけど、でも、そういうのがねー。いいのよ。ひかれるのよ。いや引くんじゃなくて、惹く方な。大好き。そういうのがもっとガンガン出て欲しい。この話題はこれ以上話してると長くなるので止めるけども。
 『ファミ通Xbox360』はそんな感じで。


 『ゲーマガ』は中身読んでないので知らん。『タイムリープ ぶーとべんち』は落とした。見てみた。元のWindows PC版もよく知らないのでストーリーやシステムなんかについては語れるものもないのだけど、基本的な絵は、Xbox Liveマーケットプレースで配信してるこないだの発表会のまとめトレーラーみたいな中にチラッと入っていたので見て、あー髪の毛の動き硬いなーて感じだったんだけども、うん。改めてちゃんと見ると、うん。酷いねこれ。ぎこちないモーションと、カッチカチの服や髪といったパーツ。なんだこれ。
 ちょっと前に『ドリームクラブ』の動画も出たじゃないですか。あれは、ネットで見ているとダメダメ言っている人も多いけれど、俺は悪くないなと思ったんですよ。思ってた以上に頑張っているじゃないかと。『アイドルマスター』には及ばないけれど、メーカーの格の差を考えれば、十分すごいじゃないかと。毛先あたりはなんかポルターガイスト化しそうな怪しげな動きでしたけど、でもまぁ、総じて「ちゃんと作ってるじゃん!」と。その俺でも、『タイムリープ』は、いや『タイムリープ ぶーとべんち』は、いや今回の『タイムリープ ぶーとべんち』の体験版(?)は、「ない!」と思ったね。これはない。エロゲー界隈では話題になったそうだけど、それはPCで、それもアダルトゲームメーカーがやったからこその話題であって、コンシューマでは、これは無理。あれじゃ無理。だと思う。俺は。「ギャルゲーだから、そこは大目に見ようよ」みたいなのもない。そこを割り引いて見ても、やっぱり無しだと思う。これは普通に手抜きのレベル。あそこをしっかりクオリティ・アップできないなら、コンシューマに移植する意味なんてなかったと思う。そもそも3Dの意味がないよね。止めれば見栄えのする絵になる感じはするけど、動きがダメなんじゃ3Dの意味なんて欠片もありゃしねぇ。
 うーん。元より買うつもりはなかった人間が偉そうに言うのもあれだけど、想像以上にガッカリな感じだな、これは。その代わり『ドリームクラブ』は、これも、最初こそ「ネタとして」興味はあったけど、動画を見てからはそれでわりかし満足できちゃって「買わないなこれは」と思ってたんだけど、見直す感じになってきた。頑張って作ってるのが感じられるなら、それに応えるのも悪くないかなーていう。うん。まぁ多分買わないだろうけどね。


 そんな感じでした。