彼らは何がしたいのか

 今日もまた水曜恒例のゲーム雑誌フラゲ情報。『バトルフィールド バッドカンパニー』と『クエイク ウォーズ』(『Quake Wars』)が共に6月発売らしい。どっちもマルチ対戦をメインにしたFPSで、完全に対象ユーザー被ってると思うんだけど、大丈夫なのかね。そして、アクティビジョンギターヒーロー3』のXbox360版も6月。ちなみに上記『クエイク ウォーズ』は海外ではアクティビジョンがパブリッシングしているので、多分この日本版もアクティビジョンなんでしょう。


 よく分からないよねー。「売れないから出しません」なら分かるじゃない。まー、腹が立たないわけじゃあないけど、でも仕方がないとは思える。でも、なんでわざわざ露骨に「この機種だけ後回し」ってやるのだろうな。そうでなくても大して売れるわけでもないものが更に売れなくなって、ユーザーからの印象も悪くして、結局それで損するのは自分らだと思うんだけども。そうでなくても、FPS音楽ゲームも、英語がよく分からなくても海外版を買って楽しむのにそれほど苦労しないタイプのソフトなわけでさ。日本版でも海外版でも買われれば最終的にアクティビジョンの利益になるには違いないにしても、日本語化にかけた労力は、日本版の売り上げが下がればその分だけ「無駄」になる。どういう意味があるのかね。ものすごーい有力タイトルならわざと片方に肩入れして「うちはこっちで本気ですよー」とアピールする意義もありそうだけど、『コール・オブ・デューティー4』にしたって、この日本市場じゃそういうわけでもない。何なのだろう。『コール・オブ・デューティー4』をわずか一ヶ月前になってXbox360版発表して同時発売にする意味、『ギターヒーロー3』の発売日に3ヶ月も差を付ける意味、そのくせ『クエイク ウォーズ』はどうもはじめから同時発売予定っぽい意味。ちぐはぐすぎて訳分からん。