さようなら、こんにちわ

 いまの細かい数字とか知らんけど、大雑把ながら最盛期から見れば相当に落ちたという感覚は強く持っちゃっているので、まぁ『ドラゴンマガジン』が月刊から隔月刊化と言われても、「そういう時代になったかぁ」みたいな感傷のようなものがあるだけで驚きはしないっつーか、数年前にふと本屋でライトノベル雑誌のある売り場を覗いてまだ健在だったのを知ったとき「まだあったのか」と驚いたくらいなわけだけど(ちなみにそのあと、まだスレイヤーズの連載が続いてたことを知ってもう一度驚く)、ただひとつ心配なのは、富士見ファンタジア文庫よな。具体的には『天地無用!GXP』。連載はしてないけど年1冊ペースで文庫がまだ出るはずなので、そっちに何かあるとちょっと悲しい。そうでなくても、未だに『天地無用!』の小説なんてよく出してくれてるよな富士見、と正直言って俺でもそんなふうに思ってたりするわけなのでー。「これを機に、最盛期から引きずり続けてる遺産はもう捨てましょう全部」とかなってたりして。