時をかける少女

 やはり『時をかける少女』は扱いも別格と言うことなのか、昨日一昨日より大きなスクリーンでの上映。時間も、昼間の早い時間は『サクラ大戦』で埋めてしまって、『時をかける少女』は客の入りそうな夕方から4回。俺が見た回は客も20人くらいいたかな。制服を着た男子高校生らしき子たちも。見た目30前後の人ばっかだった昨日や一昨日とは大違いですな。それでも、180席のスクリーンだから空席だらけだったけどね。
 ただなー。うーん。自分が見る前にやたら絶賛の言葉ばっかり目にしてると、やっぱあんまよくないなぁ、と。それと意識しなくても期待するレベルが上がってしまうからか、んー。どうだろなぁ。一昨日の『アルスラーン戦記』、『風の大陸』、昨日の『天地無用! in LOVE 2』を見たときみたいな興奮はなかった。ていうか、主人公がいまいち好きになれないので、あれが喚いたり泣いたりするだけでもうイラっとくるっていうね。そりゃ見てて楽しいわけがなくて。最初にあの調理実習の一件やっちゃうと、好意は持てないよなぁ。わざとじゃないっても、あの件ではやり直そうとは思わなかったわけだしさ。キャラクタのデザイン的にもあの彼がいかにも「可哀相なイジられ役です」ってのが、なんだかなぁと。おばさんがとっても可愛かったのは良かった。面白くないってほどでもないけど、面白かったとも言いづらい感じよな。でもまぁ、こう言う機会でもないとなかなか見ないので、見に行ったのはよかった。