六本木あにめまつり

 昨日話題にした角川アニメフェスティバル TOHOシネマズ六本木ヒルズ。最近よくこのダイアリーでも書きますけど、80年代後半〜90年代あたりのファンタジーライトノベルが無性に読みたくなったりしてるわけですけども。ええ。我慢できなくて、18日の『天地無用!』どころか、今日17日に公開された4本も全部見てきちゃいましたよ。ふふふっ……。
 どんだけ暇なんだよとか、ゲームソフトどれ買うのに悩んでるときに映画そんな見てどうすんだとか、まぁそういう野暮なことは無しですよ。見たいと思ったときに、それが可能なだけの時間と金があったんだから、やるに決まってる。なんてのはカッコツケで、昨日の夜に勢いでチケットをウェブ購入してしまったんで、後に引けなくなったと言うのが真相。でも、結果としては見に行って本当に良かった。4本どれも良かった。1本としてみたこと無かったし、ウェブで検索してもあまり参考になる感想が見つからなかったこともあってすごい不安だったんだけど、期待以上だった。

  • 六本木の、しかもシネコンとか呼ばれてるよく分からん映画館は初めてだったんで、すんごい緊張した。んだけど、思ったほどのおシャレ臭もなく、気安く行けそうな感じだった。難点は、売店で販売しているらしいポップコーンのシロップの甘ったるい臭いが館内に充満しているところか。
  • 平日、リバイバル、マイナー作品、アニメ、という四重苦で、予想以上にスクリーンがらっがら。ロビーにはそこそこ人いたんで、人気のある作品はちゃんと人入ってたんだろうけど、角川アニメフェスティバルで俺が見た4本は、俺を含めても5〜6人、最後の18時30分開始『風の大陸』にいたっては3人だった。ちなみに上映したのは108席あるとこ。いくら期間限定のイベント事っても、開催側も劇場側も金銭的な収支は大丈夫なのかねあれ。恐ろしい。
  • 最初は『アルスラーン戦記』。これが一番面白かった。絵も良いし、キャストも豪華。そして山口勝平のキンキン声。オープニングは音楽も良くてすごい盛り上がった。これはもう一度見たいな劇場で。
  • アルスラーン戦記2』。1作目よりパワーダウンの感は否めず。作画も、シーンによって絵柄にだいぶ差があってちょっと違和感。途中から始まって途中で終わるから話も半端で、今回はこのイベントで連続してみたからいいけど、そうじゃなかったらもっとどうしようもなさそう。ところであの最後は、最初のシーンに続くってことなのかね。それとも、最初のみたいなことが今まであったけど、それでもまだやり続けるんだっていうようなことなのかね。
  • 『時空の旅人』。織田信長が出てきたあたりから話がちょっとなーって感じだけど、面白かった。見てから気が付いたけど、これ今回のイベントでは『時をかける少女』に当てた作品チョイスなのかね。どうなのかしら。あと、劇中では一切触れられなかったけど、あれやっぱりアギノ・ジロは天草四郎になるってことでいいの? 考えすぎ?
  • 風の大陸』。確か俺が月刊ドラゴンマラジン買ってた頃に原作の連載やってたんじゃないかなぁ。タイトルは聞き覚えがある。中身ははじめて見た。いいねー。屋良有作がむちゃくちゃカッコイイ。そして高山みなみの声が今ほどくどくない、コナンに染まってない。ちょっとホラーっぽい味付けも好み。途中「なんだそれ」なとこもあったけど、ラストやけくそ気味に音楽で強引に盛り上げてるのが良かった。


 さー明日は『天地無用!』3本だ。