それゆけスーパーポリス

ライオット アクト【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360

ライオット アクト【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360

 午前中は用事があって出掛けていたんだけど、ずっと「早く帰って『ライオットアクト』やりてぇなぁ」と思ってた。こんなの久しぶり。帰ってきてすぐ遊び始めたら、あっという間に3時間。
 このゲーム、すごいなぁと思うのが、本当に「超人パワーを楽しもう」というだけの内容ってこと。超人化のためにはある程度経験値溜めたりしないといけないんだけど、筋力とかジャンプ力なんかのアクション系ってすごい簡単に伸びる。「え、これでもうステータス星4つ?」みたいな。まだ最初のギャングのボスも倒してないのにな。普通なら少しでもゲームの寿命を延ばすために簡単にステータス上げたりなんかしやしないわけだけど、これそうじゃないんだよな。すぐパワーアップする。すぐ超人になって遊べる。形式的に用意されてる「ギャングを倒せ」というミッションも、別にやらなくていい。街のチンピラを倒したり、アイテム取るだけでパワーアップは出来るので。たまに気が向いたときに突っ込んで行って大暴れするだけ。アジト近辺は敵しかいないので、一般人とか気にしないで好きなだけ暴れられる。
 普通にゲームとしてみれば「ボリュームなさすぎ」ってことで、つまり飽き易いってことにもなっちゃうんだけど、瞬間最大風速的な楽しさで言うなら、これは最高。『グランド・セフト・オート』は自由度が高いゲームだけど、でもあれっって、いろんな武器を手に入れたり別の場所にいけるようになるためにはストーリーを進めなければいけず、ストーリー進めるためには様々なミッションをこなさなければいけず、ていう、やっぱりオーソドックスなアドベンチャーの文法なんだよな(念のために言っておくと、自分のGTA知識は3限定)。越えるべきハードル(クリアすべきミッション)をちゃんと順々にクリアしていかないと、次のステップ(次のミッション、フィールド)にはいけない。『ライオットアクト』はそこも完全に無視。ストーリーと無関係にどこでも行けるし、ギャングの幹部を一人も倒さないままパワーアップも出来る。まー、それなりにパワーアップしないといけない場所ってのがあったりはするんで、要はそれが「ハードル」の扱いなんだけども、これがストーリーと切り離されてるおかげで、だらだらと自分の好きなことだけやってられる。ビルや巨岩の上を跳びまわったり、街中を走ってるチンピラの車をがんがん蹴っ飛ばしてったり、燃料ドラムや車を一箇所に集めて大爆発起こしたり。時間つぶしには最高よな。これはホント買ってよかった。デモ版だけで切らないでよかった。勢いで買ってしまって良かった。たまには無駄遣いもするもんだ。


 ところで、シークレットオーブのシークレットっぷりには恐れ入るね。幹部のアジトなんだから何か美味しいアイテムがあるはずだぜー、と思って探し回ってたら海岸近くに小さな洞窟があって、中を探したらシークレットオーブがあっちにもこっちにも。それだけ、ただシークレットオーブ隠すためだけの洞窟とか作ってあんの。しっかり入り組んだのが。
 シークレットオーブってのはパワーアップのための経験値がもらえるアイテムなんだけど、別にこれじゃなくても経験値はもらえるんで、なくてもいいんだよな。「全シークレットオーブ獲得」って実績解除以外では。そんなのがフィールド中に300個も蒔かれてんのよ。で、看板の陰とか、ビルの小部屋とか、岩山の中腹とか、「いかにもここにありそうだ」ってとこにしっかり隠してある。すげえ無駄すぎる。洞窟見つけたときは、なんか、思わず声出して笑ってしまったわ。

ロス・ムエルトス解散

 最初のギャング団撃破。ボスもそれまでの幹部戦とあまり変わらなかった。屋内に立てこもってたので手榴弾で炙ってさようなら。これで最初の街の美化完了ーと思ったんだけど、ギャングはいなくなったものの、街を跳んでると相変わらずあっちこっちからブレーキ音とか悲鳴とか聞こえるのは気のせいか。つーか、何もないとこでしょっちゅう事故りすぎだろう住人ども。