THE fINANCIALM@STER

 Xbox360版『アイドルマスター』のコンテンツダウンロード販売は随分とお金がかかるらしいと聞いてユーザーはどんなもんなんだろうかと思ったら、どこを見ても「どんだけかかろうと俺は幾らだってつぎ込んでやるぜー」的なノリノリな人ばっかだった。まぁ大半はアーケード版で既に大金をスッてるいろいろな意味で筋金入りの人たちなわけだからそんなもんかと納得したところで、ああそうか、あれはキャバクラ嬢やホストに貢ぐ人と同じ心理なのかとようやく気が付いた。
 他の奴らが払うのを躊躇うような金でも俺は払ってやる。俺だけは買ってやる。その金額こそがすなわち愛情の証。自分の存在価値。彼らにしてみれば、かかる金額は多ければ多いほど良いわけだ。なるほどなー。よくできたビジネスだ。関連グッズを出して儲けるってのは今までのギャルゲーやエロゲーでも普通にあったけど、すべての根源、オリジナルであるゲーム本編そのものに追加のコンテンツを組み込んでしまえば、ファンアイテムとしての価値もなお一層上がるときたもんだ。思わず感心してしまったよ。オンラインに対応した次世代ギャルゲーの素晴らしき見本だな。ナムココナミセガは『ゆめりあ』とか『ときめきメモリアル』とか『サクラ大戦』を携えて、今すぐにでもこの方向性でプレイステーション3に乗り込むべき。これは成功する。すぐにでもPS3一発逆転できる。マジで。ユーザー自身が率先してお金を落としてくれるんだから、こんな良い売り方はないぜ。ソフトメーカーも、ハードメーカーも、そしてユーザーも幸せになれる。これ最強。これでPS3勝つる!
 で、ついでに国産FPSも出してくれるなら自分も喜んで買いたいと思います。


 ところで気になったのでgoogleで検索したら、やはりとっくにオンラインキャバクラだのヴァーチャル・キャバクラだの言われてるゲームだったんだなこれ。うむうむ。