1万円は高いか安いか

 つい一昨日『時をかける少女』のDVDの予約がアマゾンで開始されて、もうすでにDVDストアのランキング1位になっているそうですが、商品のasinページこのページからいろんなダイアリーを辿って意外だなと思ったのが、「限定版が高い」って意見が多いこと。高いか? 昨年の劇場公開時の(今もまだロングラン上映やってるのかな)あの熱狂的な人気を考えれば、寧ろ随分と普通の値段で出てきたなって感じで、「あれ、このくらいに収めちゃうの?」と驚いたのは自分だけなのか? いや確かに1万円超は安い額はないし、それ以前に、限定版の同梱物が何なのか発表されていないのに高い安いを論じるのはもあまりに意味がないけど、でも、劇場用アニメのDVD初回限定版が1万円っていうのは一般的なラインなんじゃないですかねぇ。ぱっと浮かんだのでも

商品名 価格 発売日 同梱特典
WXIII 機動警察パトレイバー3 SPECIAL EDITION 13,440円 2002/09/25 商品情報
劇場版 ラーゼフォン 多元変奏曲 初回限定版 9,240円 2003/09/25 商品情報
劇場版 AIR スペシャル・エディション(初回限定版) 9,975円 2005/08/25 商品情報
劇場版 鋼の錬金術師シャンバラを征く者 完全生産限定版 プレミアムDVD BOX 8,925円 2006/01/25 商品情報
銀色の髪のアギト 初回限定版 9,240円 2006/06/23 商品情報
立喰師列伝 コレクターズセット(初回限定生産) 10,290円 2006/09/22 商品情報
ブレイブストーリー コレクターズBOX(初回限定生産) 9,800円 2006/11/23 商品情報
時をかける少女 限定版 10,500円 2007/04/20 情報なし

と、どれも同じくらいの価格帯。同梱物にはバラつきがあって、一番多いパターンで「メイキングやインタビューを収録した特典ディスク1枚と小冊子」に収まる一方、『ブレイブストーリー コレクターズBOX』なんかはさすが世界のワーナーが発売元と言うだけあって、特典ディスクだけで3枚もあったりするけども。しかもこの限定版だけの新作アニメ収録で。
 いや話がそれた。今は中身はどうでもよくて、つまりここからはやっぱり、ビデオソフト会社の間では「アニメファンが『豪華版』に出せるのは大体1万円程度」が標準とされているっぽいのが読み取れると思うのよ。どうかな。たまたま自分の知ってる商品にそういうのが揃っているだけじゃないのか、ってのもないではないけど。ドラえもんとかポケモンとかジャンプアニメとか主たる客層が全然違うものは省くと、最近のアニメ知らないからもうこれ以上作品が浮かばんもんで。うぅむ。