性能やグラフィックスでゲーム売るならやっぱこれくらいインパクトのあるものが欲しいよなー

DivX Stage6 : crysis unique gameplay
 これが遜色なく、安定して動くならプレイステーション3だって即購入します。ええ。6万くらい安いもんです。いくらネタとして面白そうだからって「PSPのときみたいに、専用ソフトの数増やすってためだけにPS2の企画を強引に持ってきただけなんじゃねぇの」なんて風なスクリーンショットを、何を焦ったんだかほいと出してきちゃう『ガンダムなんとか』だか『なんとか無双』のために5万も6万も出して新しいハードを買おうと思うわけないんすよ。それがまだ開発中ってことを差っぴいても。ましてやプレイステーション2で出てた人気シリーズとやら自体にさして興味ないのに、その続編ばっかを売りみたいにされても購買意欲なんて湧くわけない。ファンを引き継ぐ意味があるのは分かるけど、でも「地続き」じゃダメなんですよ。シリーズタイトルの新作ばっかじゃ、ファン以外の人からすると逆効果なわけですよ。6万出せる価値ってのは、この『Crysis』みたいのを言うんです。「性能を考えれば6万でも安い」と言うのなら、その性能を分かりやすく見せてくれないと。ありえなさを見せてくれないと。今までのものでは越えられない絶壁を。断絶を。
 …………『Crysis』も一応『Far Cry』と地続きと言えるんじゃないのかと言われると返す言葉もございませんが、その辺は目を瞑っていただきたいなと思う次第でございまして、だって実際、すごいじゃん?


 しかし、あと2〜3年くらい経てばぱっと見これくらいのレベルのゲームはPS3でも出るようになるんだろうけど、そのときは勿論PCゲームもまた3年分先に行ってしまっているわけで、永遠に追いつくことの出来ない追いかけっこと言った感じなんでしょうな。アメリカでもPCゲーム市場は縮小しつつあると言われていて、マルチプラットフォームタイトルもコンシューマの方の性能を基準に作られ、当然それはハイエンドPCを持つユーザーから「なんで俺たちまで、性能が低いものに合わせて作られたゲームをしなきゃいけないんだ」という不満の声となってよく現れるわけですが、それでもやはりユーザーがパーツを自由に換装できるというメリットは大きい。一度出したら5年近く同じ性能で戦わなければいけないゲーム専用機と違い、新しいものが出るたびに上へ上へと昇って行ける。ただそれ故に敷居が高く、だから自分も「ハードウェアの性能という点で言えば、PCゲームこそまさに本当の意味での『先端』だよなぁ」と思いながら手を出さない(出せない)んですけども。この『Crysis』が安定して動くPCを組むには、一体どれくらいの金が掛かるのだろうか。