振動演出

 AQインタラクティブの『ヴァンパイア・レイン』が、1月25日に7665円で発売決定。ゲームショウで公開されたムービーを見ると中々よさそうだったので買うつもり。で、今のところ発売日未定とは言えプレイステーション3版の発売予定があるので(多分そっちには何か面白そうな追加要素があるんだろうね、きっと)、「果たしてこのソフトは振動に対応しているのか」がかなり興味をそそられるポイント。銃を撃つゲームということなので、その振動の演出として、そして被ダメージの表現として振動するのは当然なんじゃないのかなと自分は思うのだけどもー。同じ発売元の『バレットウィッチ』は、プレイステーション3版の発売予定もないのに何故だか振動未対応と言うまことに不思議な仕様でございましたが、さて。他のメーカー、日本だとあまりないけど海外だとマルチプラットフォームソフトは沢山ある絵k度、この辺どうなっていくんだろうね。プレイステーションこそ基準とばかりに他のハードでも振動未対応になっていくんだろうか。任天堂は断固として「うちのコントローラはちゃんと振動対応してるんだから振動させろや」とはねつけてそれでまたサードメーカーとこじれるような気がするが、MSKKはあっさり譲歩しそう。本社はどうだろうな。またエレクトロニック・アーツ次第だろうか。こうやってつまらない政治力のせいでゲームはそれ自体と何も関係なくあっちへこっちへと捻じ曲げられていくのだろうこの先もずっと。どこぞの舐めたハードメーカーが特許使用料を踏み倒したツケのことなんざこっちが知ったことかバーカバーカ。
 せっかくコントローラと言う独自の入力端末を使った出力機能だというのにそれを削ってしまうのだから、まぁほとほと呆れます。映画館で上映作品に合わせて椅子が揺れるとこなんてそうないよ? コントローラの振動って言うただそれだけのことでも、どんなだけゲームの独自性を高めうる演出装置なのか分かってないのか。ただ映像を眺めるだけの映画的ゲームとやらを崇め奉る人たちには何も問題ないんでしょうなぁ、きっと。一生ドジョウ掬いのジェスチャーゲームでもやっとけ。何の手ごたえもないまま銃を撃って剣を振り回すが良いさ。たまにボタンを押してコマンド選択をするだけの紙芝居ゲームならそれでも問題ねぇだろうしさー。


 とか久々に悪態をついた気がする。そうでもないか。