DVD買うの久々な気が

 で、上記で手に入れた金がこういうとこに消える。分かってますよ、評判のよくない作品なのは。でもなんとなく買いたくなったんだからしょうがない。一度も見たこと無いのにな! うるせぇやい。もともとYodobashi.comで『バレットウィッチ』を送料無料にするため(1万円以上の注文で送料無料)に一緒に注文するものを探していたんだけども、ついいい感じの金が入って勢いで注文しちゃった。10%ポイント還元分を引いてもアマゾンで注文したほうが272円安かったことに後で気が付いたけど、キャンセルすんのも面倒なので見なかったことに。発売数ヶ月であっさりアマゾンDVDストアの安売り対象品にされそうな気だってするけど、あれこれ気にし始めたら切りがない。


 ところで7月8日公開の『ブレイブストーリー』もそうなんだけど、こういうあまりオタク向けな匂いのないアニメ作品に最近惹かれる。別にオタクが嫌いとかそういうことではなくて(好きと言えるもんでもないけどな)、「ジブリ以外でも一般の人が見られるアニメはもっと沢山あっていいし、自分もそういうのもっと見たい」と言う思い。と自分では認識してる。なんつーか、市場的に発展しているっぽい割には、あがってくる作品がどれも内向きなのがどうにもな。ライトノベルやアダルトゲームが原作であることとアニメ作品としての良し悪しは別の問題だろうけど、でもやっぱそれじゃ見てもらえないわけでさ。放送される時間帯や上映の規模も、初めから原作と同じオタクに向けられたものとして決められていくし。というか、そこが一番重要なんだけども。
 見て貰えば素晴らしさが分かるって言ったって、まず見てもらえない。見てもらえるようにはしていない。同じ人たちに向けて同じ人たちが同じようなの作ってるだけっていう、なんだか狭苦しい印象がどうしても拭えない。えーと、そう、すごい造形技術を持っているのにいつもいつも半裸の美少女フィギュアしか作らないって言うような。本人がそういうのが好きで作ってるんだいと言えばそれまでなんだけども、でも、せっかくのその技術でたまには他の模型も作ってはみないのかなと、見てるほうは思う。どんなにすごい造形だって明らかに性的興奮を狙った半裸のフィギュアをそうそう世間で見せびらかすことは出来ないし*1、研き込まれたセンスと技術の持ち主の手によるならば、いつもと違うものを作ったってそれはまたすごいものが出来そうだから。見てみたいじゃん?

*1:商業的な意味づけのラベルとして「芸術」と言う言葉をほいほい持ち出し、しかもそれを免罪符のように使ってやがる奴は無視で。誰とは言わないけど。