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ITmedia +D games : 体験版とはまるで別物――「N3」をサンユン・リーが語る

NINETY-NINE NIGHTS(N3) - Xbox360

……企画立案から約16カ月という短い開発期間では、当初予定していたものすべてを反映することは到底できなかったと悔しがる。オンライン対応も視野に入れていたが、残念ながら本作では断念。10体のプレーヤーキャラが予定されていたのも7体となった。もっとスペクタクルなアクションであったはずだった……と、挙げればキリがないほど困難があったのだとか。

　なんかもう発売前からガッカリ感漂うインタビュー。突貫工事をする羽目になったのは彼らのせいばかりでもないんだろうけど、とっととXbox360捨てて他のハードに行きたがってるんだなというのもそこここから伺えて、非常に萎えますな。うぅむ。とまれ、いずれ完全版……はアレなので、せめてある程度の蓄積ができてから続編でも作ってくれないかなぁとは思ったり思わなかったり。あーでも、この後に取り掛かる日本でも発売予定のあるXbox360ソフトってのは多分『キングダム・アンダー・ファイア』の新作なんだろうから、そこにこのソフトでの開発経験が活かせれば最後はチャラってことになるのかな。

　ところで。

……ギリギリまで詰め込もうと開発に従事した結果、現在配布されている体験版にはまったくタッチできないという事態にもなった。配布1週間前に渡されたものをやってみたものの、すでにまったく違ったものになっていることに驚いたのだとか。製品版ではすべてにおいて圧倒的スピードとクオリティーを誇ると自信をのぞかせる。

　とりあえず記事タイトルからしてITmedia+D gamesが『NNN』の体験版の出来がよくなかったことを意識しているのは明白なわけだけども、記事内でもこういったことが書かれるということは、開発側も体験版の評判の悪さってのは既に知っているのかしら。まぁ知っていたところでそれが活かされてなきゃどうにもならんのだけども、GDCで公開されたものと思しき（どこにもそういった説明や注釈が書いてないので、多分そうだろうという自分の勝手な推測ですけどね）XBOXYDEにある動画Video final versionを見ると、体験版と同じステージのようでありながら、キャラクタの動きはスピード感が増してるし、エフェクトが派手な技を繰り出したときの処理落ちがなくなっているのは見て取れる。敵の動きなんかも手が入っているようないないような……これはちょっと分からんな。動きと言うより数が多くなってるかな？　うぅむ。ステータスバーのデザインなどからして、配布された体験版そのままのものでないのは確かではあるか。まぁ、細かいところはは実際に体験版を動かしたことのある人の意見を探すほうがいいんでしょうな（自分は体験版やったことございません）。しかしとりあえず、期待値がぐっと上がったのは確かで、それは素直に目出度いと言えよう。
　市販されているXbox360の実機で動いてるという確証はどこにも無いけども！

　そういえば、体験版はXbox Liveでも配信される予定だったはずだけど、こうなるとどうなるのかな。予定通りあの評判の悪いままのを流しちゃうのか、配信中止になるのか、それともこの最終版を配信するのか。さて。