頭の中を適当に書き散らす項

 こないだ、何だったかは忘れましたけども昔のテレビ番組の再放送で、冒頭に「現在の見地からすると差別的な表現がありますが、作品が作られた当時の時代背景を考慮して……」みたいな感じの注意書きが出まして、それはさして珍しいものではないですけども、ふと不思議に思ったのは、例えば江戸川乱歩とか横溝正史とか池波正太郎とかの小説では、そういった注意は巻頭ではなく巻末に書かれてるのが通例になってるわけで、さて考えてみたら、そういった注意書きは作品本編よりも前に目に付くところに記しておくべきものなんではないかなぁと。
 巻末なのは、おかしくね?