アドベンチャーツクール

ADVENTURE PLAYER - PSP

ADVENTURE PLAYER - PSP

 まぁ、発表された時点で「PSPで出しても意味がないよな」といわれていたわけですが、それでも他のろくなソフトもないこともあってそこそこに期待はされていた。ものの! そこはほら、フロム・ソフトウェア。当然といえば当然の措置ではあるものの、パソコン上での動作確認ができず、改めてPSPソフトであることの意義のなさ、どころかそれが完全に足を引っ張っていることの再確認に加え、肝心のアドベンチャーゲーム作成部分もナンダコリャな感じだそうで、つまるところ合掌。ていうか、アドベンチャー作成ツールの癖にグラフィック部分でレイヤー機能がないなんてのは素人から見ても果てしなく意味不明なのだが、あれは権利関係か何かで固められた機能なのか? はてさて。


 ちなみにこのソフト、そのゲームとして云々とはまた別の部分で、こんなことも起きていたりPSPファームウェアアップデートをしないことの重要性を認識していながら、最近のPSPソフトがファームウェアアップデートを強制してくることを知らなかったというのは少々不思議ではあるが、まぁ本人が金出して買ったソフトを壊そうとそれは自由だろう。あまり快く思わない人もいるだろうし、流行の一言で片付けたいと思う気持ちも分かるが、自分の経験から言っても、売る気もせず、さりとて手元に置いておく気もせず、だからといってただ捨てるだけでは気がすまないものと言うのは確かにある。と思うので、これはこれで。というか寧ろ、これに必死に正論をかましている人たちの頭の中が分からない。いつぞやの18禁ゲームのディスクを割った人がいたときもそうだったけど。妙なところで突然に良い子ちゃんになる人多いよな、オタクって。


 ……で、まさかとは思うが、ファームウェアアップデートを何か別のものと勘違いしていたとかいう話じゃないよな。なんか、そんなふうにも見えないことはないような。いやでも本当に13歳なわけじゃないようだし、はて、なんだかよく分からん。割るまでの展開が唐突過ぎるのか。

嗚呼

 上のところまで書いて、最初に書こうとしていたことを忘れて止めてしまったわけであるが、読み返してみたらPSPへの単なる悪口にしかなってなくて大慌ての巻き。
 『アドベンチャープレイヤー』を見ていて思ったのは、携帯機でのゲーム製作と言うならば、携帯電話ではできないのだろうか。動画や音楽データを保存するためにSDカードに対応していたりするのだし、ゲームそのものはアプリという形で配布して遊ばれているのだから、既にハード側の機能には問題ないと思うんだが。もうできるのかな。それとも、さすがにminiSDカードくらいじゃ容量は足りんかなー。とか思っていたんだけども、考えてみたら、どうせ作るのはテキストアドベンチャーなわけで、ということはつまり所謂ケータイ小説というのがまさにそれなんじゃないかということに気が付いた。そっちには絵はないけど。ふぅむ。やっぱちょっと無理かな。