Reading baton
最近あちこちでいろんなバトンがまわされていて、そしてそれに対する拒絶やらなにやら面白い展開も各所で起こっていたりするわけであるが、ひとつ気になったのを見つけた。Reading Baton。はてなのキーワードによると二種あるようだが、単語を見れば分かるとおり、読み物に関するバトンだ。で、引っかかったのはそのうちのこちらが発祥らしいR225版とやらのほう。質問を書き出すと、
- 今部屋の棚に並んでる蔵書の冊数
- 最後に買った本(マンガ)
- 今読んでる本(マンガ)
- よく読み返す本、または自分にとって特に思い入れのある5冊
- バトンをタッチ
オリジナルであるMusical Batonをほぼそのまま流用しているのは当然として、不思議なのは上から二つ目と三つ目の質問。なぜ本のあとにわざわざ括弧を付けてマンガと表記してあるのだろう。マンガは本だし、マンガ以外にも本はあるはずなのだが、何ゆえにマンガだけを抜き出して注釈としているのか。そうまでして強調する意味のあることなのか、それは。まぁ、マンガは本に含みませんというのは読書感想文の対象となる本の選び方として小学生の頃から言われることだし、また世間にはマンガを心底見下し馬鹿にする人たちが少なからずいるのも事実ではあるが……。うぅむ。なんか素直に飲み込めない。注釈を付けることで「マンガは本じゃないよね」と認めてしまっているような。いや、もしかしたら発案者の方はそういう考えの持ち主なのかもしらんし、だとすればそれは尊重すべき考えということになるのだろうが。ぬぅ。
追記
バトンで不思議ことがもうひとつあって、英語表記だとMusical Batonなのに、日本語表記だとミュージカルバトンではなくミュージックバトンとなっているものがかなり見受けられるのはどういうことだろう。musicalもbatonも難しい単語ではないからうっかり間違いではないのだろうが、さりとて意識して書き換えるほどのものとも思えない。はて。