舞-HiME月詠といい、テレ東規制緩和の方向に向かってることは確かみたい。

 ひまログさん、昨年10月の記事より。古いけども、駄文にゅうすさんで取り上げていたので。
 はてなテレ東規制という単語がキーワード登録までされているのを見ても、この規制に対する関心の寄せられ方と言うのが大体推測できるわけなのであるが、久しくアニメを見なくなった立場から言わせて貰うと、最近のアニメやマンガなどのオタク向けメディアはあきらかに安易な過激描写で煽り立てて話題作りをする方向で突き進んでいて、放送局の規制にあれこれ文句つけるよりも前に製作の段階でしっかり気を引き締めておかないと、いずれもっと上の方から抗いようのないキッツイ縛り付けをされるハメになるんじゃないかと思ったり。しかも、ネット上で見ている限りだと、需要者側のオタクの方もそういった描写を歓迎してすぐ騒ぎ立てる傾向にある。事件が起きてバッシングのあったときだけ「オタクへの偏見が〜」と言ったところで、誰も聞く耳は持たないのはもう分かってるはず。はずなのに……。
 「表現の自由」を持ち出すのは簡単だが、同じくある「公共の福祉」を退けてまでそれに説得力を持たせるのは容易じゃない。ましてや、いっつも「パンツ見えた」だの「はいてない」だの「ょぅι゛ょ」だのネットで書き散らしているような奴ばかりともなれば、説得力がどうこうという以前に病人扱いされないだけマシだと思うっきゃない。いや、一部では既に病人や犯罪者と同レベルの扱いをされているのは、周知の事実だ。「俺はそんなこと書いてない!」と思う人もいるだろうが、それをご丁寧に区別してくれる人はどれほどいるか。
数でも立場でも「世間」には絶対勝てないのだから、一度実行に移されたら、終わりと思っていい。自衛の手段を講じて常に用心し、健全さは過剰にでもアピールしておくべきだと思うのだが、どうも、今のアニメなどのオタクメディア作品やそれを受容するオタクは、上島竜平的な振りをしているようにしか見えない。「規制するなよ、絶対にするなよ!」ていう。いや、上島竜平は大好きですけどね。でも、されたあとになってから事態に真剣に向き合っても、遅いよ? 福田夫妻がどうこうとか、寝たとか、死んだとか、もうネタにして楽しんでる場合じゃないと思うんだけどもさ。