今日のビデオ鑑賞
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『ゼイラム』は、今ではあまり見られなくなった安っぽい手作り感が良い。昔はただ「いかにも安くてヘボい映像だなぁ」と思ったくらいだったのだが、今となるとむしろこれこそが面白い。年を取るとはこういうことか? 娯楽として作られた作品に対してそういう見方をするのは邪道なんだろうが、良いと思ったのだから仕方がない。どうせ技術的にも予算的にもハリウッドには及ばんのだから、無闇に後追いしてへなちょこなCGなんざ使わずに、日本の特撮はこの路線でいくべきなのではなかろうか。商業的に苦しくはなるだろうが、それは現状でも大して変わらんのだし、ならばいっそ徹底して趣味に突っ走るほうが。ねぇ。無理か。
『Mr.フリーズの逆襲』は、まぁなんとも……。いや衣装なんかの小道具は綺麗に作られてるしキャストも豪華で特殊効果もすごいけど、冒頭の美術館での戦闘で吹き飛ぶフリーズの銃が露骨に吊られてたりとか、端々で手抜きが見える。こういうことだから「所詮はコミックが原作の子供向け作品」などと言われ、ひいてはマンガまでもが貶められるのだ。けしからん。先に挙げた『ゼイラム』の場合は全編がそういうレベルで作られているからこそ「サークルの皆で頑張って作りました」的な面白味みたいなのもあるわけで、つまり通しての技術的レベルは『Mr.フリーズ』の方が圧倒的に上にも関わらず、作品としては『ゼイラム』に劣るというしかない。個人的にはシュワルツェネッガーが出てるだけでもう十分なんで、なんら問題ないわけだがね。うん。
それにしても
最近ゲームやらんなぁ。別に自由になる時間が全くないというわけじゃないんだが、さっぱり気力が湧かない。もっと短時間でパッと始めてすぐやめられるようなゲームが欲しい。「最近のゲームは無駄に複雑になった」という意見は良く聞くものの、今までは「じゃあとっととゲームやめちまえよ」と思ったものだったが、今になると「その通りだよなぁ」としみじみ思う次第。結構シンプルで良いゲームが揃ってるって言うし、やっぱニンテンドーDS買おうかしらん。