ロボット
体験版をやり、発売日に買って、その後もかなり良い評判と賛辞を聞きながらも、イマイチやる気が湧かずに手を付けていなかった『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』なんだが、ついさっきネットで落としてきた動画を見ていてその理由が少し分かった気がした。飛んでるからだ。
一昨年の夏に『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』が出たときも「地上戦ないんじゃスルーかなぁ」なんて思ったのだが、それはあくまでも『コロニーの落ちた地で…』が好きで、尚且つ『オメガブースト』があまり楽しめなかったという経験から出てきた発想なのだとばかり思っていた。違うんだな。昔の経験がどうとかゲームとしてどうとかじゃなくて(それもあるだろうけど)、ただ「巨大ロボットにあるべき重量感のある足音」がないことにどこか物足りなさを感じていたからだ。
そう考えると、どこと無く漂うB級臭に惹かれながら『Another Century's Episode』に手を出すふんぎりがなかなか付かないのも頷ける。ネットに落ちてた動画をいくつか見たが、どれも飛んでばかりだった。まぁ、いずれ買うだろうが。
別に飛んじゃいけないってこともない。バーニア吹かして高速移動するのだって楽しいし、機動性に優れた機体というのも悪くない。が、それは「鈍重そうな歩行機械」としてのロボットがまず基本としてあり、そこからの発展と性能比較によって初めて活きてくるもの。はなっから通常アクションとしてそんな高速機動が組み込まれてちゃ興醒めだ。高速機動はあくまでも、回避行動や一発逆転必殺ボムのようないざというときの緊急手段としてあるべきなのだ。
とかなんとか書いてはみたものの、我ながらどうにもこじつけが過ぎるよなぁと読み返していて、そういや『ロボコップ』の足音を聞いていても結構「キター!」って感じだし、もしかして単にロボットの足音フェチってだけなんじゃなかろうかとか思った。そういうオチ。
だいたいゲームとして考えるなら、主人公が鈍重なアクションなんて多分みんな嫌がるだろ。かくいう自分も1月21日の記事で『メタルウルフカオス』のことを
で、とりあえずの感想としては、右スティック操作の視点移動速度が遅い。左右方向への移動(振り向き動作)がトロくてイラっとさせられる。もうちょっと速くてもいいと思うんだが、コンフィグでの調整も出来ず。むぅ。
とか書いてるしな! そんなもんか。