自分でやってみるか

 昨日あんなことを書いてそのままほったらかしにしたわけだが、とりあえず自分でやってみようということで。ネタないしな。
 とりあえずここ2〜3年以内に少しでもプレイをしたゲームを対象にして、「これはやってよかった」と思えたソフトを10本程度。順番は一応それっぽく並べてみるが、あまり気にせずに。長くなるとうざったいので、ちょっとしたコメントをつけて。

Halo / Xbox [ asin:B0000CGAFF ]

 FPSの面白さを始めて知ったゲーム。狙いをつけて、撃つ。レベル2後半部で、建造物周辺にいるコブナントを端からスナイプして一匹ずつ消していくのはたまらんものがあった。このジャンルに馴染みのない日本人のためだけにわざわざ低難易度を追加してくれたMSにも感謝したい(ただ、その後はそういう気遣いが全くなくなってしまったわけだが)。

ガチャフォース / GC [ asin:B0000D0Y6P ]

 これ一本でゲームキューブ購入の元は取れた。子供向けのデザインを敬遠する向きもあるようだが、非子供向け=オタク向け=有明向けでしかない昨今の市場を見るに、これでこそ良かったと個人的には思っている。

スプリンターセル / Xbox [ asin:B00007B8RX ]

 あまりにXboxで遊ぶゲームがなかったので、難しいという評判にびくつきつつも購入した。やってみた感想としては、難易度としては実際それほどではないが、トライアンドエラー型(失敗と再挑戦を繰り返しながら進んでいく)のゲームなので、そういうのが嫌いな人には向かない。尚、残念ながらこれと似た感じの某有名タイトルはやったことがないので比較は出来ない。

真・三国無双2 & 真・三国無双2 猛将伝 / PS2 [ asin:B000087NBF / asin:B0002H347C ]

 「ただボタンを連打するだけのヌルゲーじゃん」とヌルゲーマーの分際で身分も弁えず馬鹿にしつつ、しかしあれだけ大ヒットするゲームとなればやはり一度やってみたいわけで、さくらやでセットが安売りしていたのを見つけて購入。大ハマリ。夏休み中の一ヶ月を丸々潰してこれだけやってました。

THE 地球防衛軍 SIMPLE2000シリーズ Vol.31 / PS2 [ asin:B000092P5I ]

 奇跡のゲーム。そうとしか言えない。そこいらの7000円のゲームを買うより、これを3本買ってうち2本を友達にプレゼントでもする方がいいです。

プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂 / PS2 [ asin:B000219HRY ]

 とにかく無難、の一言に尽きる。「時間の巻き戻し」というシステムを取り入れたことで、あまりアクションが得意でないという人にもおすすめ。勿論、それなりに手こずるであろう場面は用意されているが。ディズニーアニメそのまんまなキャラクターデザイン(日本版パッケージイラストは日本のユーザー向けに描き換えられている)を見ても、幅広い層を狙って出したゲームという見方が妥当だろう。ただし、終盤に妙に露出度の高いムービーが一つあるのだが。

マリオカート ダブルダッシュ!! / GC [ asin:B00009RG3L ]

 今もって隆盛を誇るシミュレータ的レースゲームが合わない人にとっては、いまや数少ない国産の砦。最初は無理と思えたレースも、プレイするうちにだんだんと勝ち進められるようになっていく絶妙のバランス。「とんがったところがないんだよなぁ」と文句をつけるのもためらわれる程の優等生っぷりです。

バーンアウト3 テイクダウン / PS2 [ asin:B0002UXDIY ]

 「やりすぎ。とんがりすぎ。ぶっ飛びすぎ」という洋ゲーのイメージのど真ん中を突っ切るゲーム。基本はあくまでもレースゲームなのでクラッシュのインパクトだけで買うのはおすすめしないが、他の車を避けながらフルスピードで公道を突っ走る快感は堪らないものがある。日本人DJの喋りが微妙なので、Xboxユーザーならアジア版も選択肢にどうぞ。

SSX トリッキー / Xbox [ asin:B000062YCJ ]

 洋ゲーの面白さを初めて知った作品だったかな。題材のスポーツ自体が日本では馴染みのないものではあるが、それはゲームとしての面白さには何ら関係ないのでご安心を。逆に言えば、日本のメーカーが同じ題材でゲームを作ることはほぼありえないということで、アレルギーの人もここでやっておくべき一品。


 以下はちょっと番外。上記の中に含めるには少々足らないものの一緒に紹介はしておきたいものや印象に残ったもの、そして「別の意味で」面白かったタイトルなど。

スプリンターセル / PS2 [ asin:B0000D0Y6M ]

 Xbox版をオリジナルとする同タイトルをPS2用に作り直した作品。難易度の見直し、という名目でマップの一部が削られたり敵が少なくなっていたりして、難易度としてはかなりの低下。グラフィックにもかなり差があるが、これはこれで特にどうということはないレベル。とは言え、さすがにそのまま出しては劣化版にしかならないということで、Xbox版にはなかったオープニングムービーとステージが一つ追加され、それに伴いシナリオも少々変更されている。十分に面白いので興味がある人にはおすすめするが、Xboxもしくは適正スペックのパソコンを持っているならばそちらのバージョンを。それと合わせて比較しながら遊ぶのが一番楽しいのではないかと思う。

天誅 紅 / PS2 [ asin:B0000DJUF4 ]

 ゲームとしては良く出来ていて面白かった。が、敵キャラクタがあまりに雑。各ステージの最後にボスとして出てくるだけなのでさっぱり印象に残らない上に、人気漫画からの安易な引用も多々見られる。またローディングは、一回一回の時間はそれほどでもないのだがやたらと回数が多いため、その部分でかなりのストレスが溜まる。

メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦 / PS2 [ asin:B00067HMUS ]

 初めてやったFPS。映画『プライベートライアン』の好きな自分にはあのステージ1は非常に良かった。そのほかのステージも風景や音楽など印象に残るものはあったが、如何せん家庭用機のタイトルとしては微妙だったのが残念。小さな照準にオートエイム機能もなしとマウス操作のパソコン版そのままでは、さすがに調整不足なのではなかろうか。

NINJA GAIDEN 体験版 / Xbox [ asin:B00006RT68 ]

 リンク先のASINページは製品版のもの。あのビーチバレーゲームと同じ人が作っているのが信じられないような高難易度でユーザーを泣かせた製品版に対し、こちらは最初のマップを遊ばせるだけのもの。実は製品版と比べて武器の強化が施されているため、難易度は相当下がっている。体験版としては詐欺くさい気もするが、とにかく、個人的にはこのくらいがちょうどよい。ファミ通Xbox増刊の付録として配布されたもので現在入手出来るか不明だが、「やるじゃん、板垣さん」と思わせてくれた一品だった。

転生學園幻蒼録 / PS2 [ asin:B00023GL5I ]

 とりあえずここを見るべし。間違ってもゲームとして期待してはいけない。東京魔人学園シリーズを知っていて、シャレが分かる人だけ。それ以外の人は大人しくスルー。

戦国無双 / PS2 [ asin:B0000B3OXX ]

 あれだけ『真・三国無双2』にはまった自分に、無双はもう駄目だな、と思わせた一品。『真・三国無双3』で減退した敵の集団を一気に打ち倒す爽快感は多少復活したものの、戦場を縦横無尽に走り回れるあの解放感が消え去り、ただひたすら与えられたミッションをこなすだけ。挙句の果てに城内戦というもうどこをどう楽しめばいいのか分からないものまで付け足して、作った奴の頭の中が知れないKing of 駄作。「あれをやれ」だの「これをやれ」だのと他人に指示されまくっても嬉々として動ける人向け。と、自身の狭量さを実感した作品でもある。

うーん

 やっぱり印象に残っているものとなると、結局は最近のものが多くなるか。まぁゲームの場合、新しいハードを買えばそれだけ昔のものは出して置きづらくなるし、それで一度ハードを仕舞ってしまうとそのハード対応のソフトをやる機会も併せてガクンと減ってしまうことになるから、仕方のないことなのかもしらんが。そう考えると、本て媒体としては優秀だよなぁと改めて思った。一冊一冊が独立したソフトであると同時にハードでもあるわけで。
 そうなるとなるほど、出版社が電子書籍に妙に力を入れるのも分かる。電機メーカーがハードを更新するたびにソフトの買い替えも見込めるようになるわけだからな。そりゃそうだ。