『ゲーム批評 1月号』
- 出版社/メーカー: マイクロマガジンシャ
- 発売日: 2004/12/03
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (4件) を見る
今月号の表紙は緒方剛志、特集はゲームアワードとPCゲーム。
冒頭のトピックスで10月に発表された今年のCESAアワードに触れているのを見て、そういえば今年はその情報をどこからも得てなかったことに今更気がついた。何で失念してたのかしら? まぁ、誌面同様(といっても、結果に到達する過程は違うようだが)自分もあの賞の意義には首をかしげている人間なので、それで困ることはありゃしないのだけれども。だってあれ、どの部門を見てもあまりに定番が並び過ぎでしょ。分かり易過ぎる。だいたい、選考委員だなんだの設けておいて、そこからなんらコメントが出ないってのがおかしいだろうが。どのゲームのどこを見てどう解釈して選んだんだ。そこを教えろ。それができないなら、ただの売上ランキングの方がよっぽどマシ。
で、それならゲーム批評のアワードはどうなのかという話になるのだが、うーん。人それぞれこういう企画に求めるものは違うのだろうが、今回はどうもな。こちらが聞きたいのは「そのソフト、どう? やって面白かった?」ということであって、光るものがどうとか新しさがどうとか、そういうんじゃないんだよなぁ。ま、どう見てもそれは建前で、やってることはいつものレビューコーナーと同じなんだけど(でもやっぱり、そのいつものコーナーよりもつまらないと感じるのはなぜだろう?)。