考え方を変えないとマズイよなぁ、ということで

 趣味がテレビゲームであることは紛れもない事実であるが、いくらなんでも一月に4本もゲームソフトを買うのは一線を越えているという意識を完全に消し去ることは叶わず、結局こないだ予約した全ての注文を一旦キャンセルし、熟考の末に2本に減らしてアマゾンで再注文した。面白そうだからと言って、その遊びたいもの全てを買おうとするのはあまりにナンセンスだ。無論それは、ゲームオタク的には不名誉の撤退、というよりズバリ敗退と呼ばれても致し方のない行動ではある。しかし人はゲームのみにて遊ぶに非ず。自分もまた然り。ヨドバシには少々気の毒な結果になったが、まぁパソコン用のセキュリティソフトなどはこれからもヨドバシカメラで買うようにするので許していただこう。
 物には限度と言うものがあり、何事も「程ほど」が肝要である。これからも持ちうる金と時間の中心にゲームを置くことに異存はないが、だからと言って片っ端からそこに放り込んで良いというモノではない。本を読むことも、DVDを見ることも、CDを聞くこともある。だいたい今だって積んでいるゲームが山とあるのに、わずか2〜3週の間に一気に4本も買って遊ぶわけがない。目的は「遊ぶこと」であって「所有すること」ではない、という最も基本かつ大事なことにようやく気が付いた次第である。せっかくなので目立つよう太字にしておこう。遊ぶためには買わねばなるまいが、遊べないと分かっているものを買う必要はない。いずれ遊ぶかもしれないと言うのなら、その気になったときに買えばよい。もし買えなければ、そういう巡り合わせだったのだと思うだけだ。