軽説

 ようやく読んだ。読もう読もうと思いつつ随分と長いこと寝かせていた気がするけど、果たして買ってからどれくらい経ってるんだろうと思い、通販で買ったことだけは覚えていたので幾つかのサイトで注文履歴を調べてみたら、2004年9月9日にbk1で注文していた。2年も積んでたのか。
 えらく簡単に読み終わってしまったのだけど、どうにも読みづらかったってのがとりあえずの感想。作者の人はアニメの脚本書きが本業で小説はこれが初めてらしいのだが、そのせいなのか、単に波長が合わないだけか。アニメ版を見たことがないので、特にキャラクタのビジュアルが全く頭に浮かばないというのもあるな。口絵で紹介はされてるし、挿絵もあるのだけども、だいたい各キャラ1枚くらいずつしか絵がないから、どうにもうまいことイメージが作れない。『真・天地無用!魎皇鬼』に出てきた瀬戸や兼光はしっかり分かるし、美兎跳は美星そのまんまっぽいからすんなり入ってくるんだけども、他がどうにもならん。あ、あと、どうしてもキャラクタの名前(音)と漢字がリンクしない。それなりに音は合わせて当て字にしてあるようだけど、霧恋とか美瀾はなかなか頭が覚えてくれない。自分の脳みそが硬くなったのを実感して凹むわ。中学生の頃とかなら余裕だったろうなぁ。嗚呼。


 それにしてもライトノベル読んだのって久々か。いやまぁ、軽い小説はハヤカワや創元とかでもあるわけで何をライトノベルと呼ぶかは難しい(というかめんどくさい)とこだけど、文句なしのライトノベルレーベルってーと、えぇっといつだっけ。と調べたら、どうやら最後に読んだのはこのダイアリーを始める少し前っぽい。それまで使っていたノートパソコンのクラッシュを機に(勢いで)それまでのブログを閉じてここを始めたのが2004年11月19日で、2004年11月22日の記事がこんなんだった。調べると2004年9月14日にやっぱりbk1電撃文庫の『転生學園 幻蒼録』を注文しているので(こっちはすぐ読んだ)、どうやら自分はこのあたりでライトノベル回帰を図ったくさいね。よく覚えてないけど。