謎のコメント

 ざっと見渡せば一目瞭然ですが、ここはコメントやトラックバックはごくたまにしかなく、余所のサイトとのつながりが非常に希薄なブログでございます。しかして、元々コミュニケーションが苦手な身としましてはこのくらいがちょうど良い加減なもので、寧ろたまにコメントが付くと「どう返事したらいいのかな」と結構悩んだりするわけなんですが、そんな自分が今まで最も頭を悩ませたコメントが8月22日のもので、最初は宣伝なのかとも思ったのですけども、先方のサイトのアドレスが書いてあるでもなし、皮肉にしてもちょっと薄い気がして、しかし純粋な賞賛としてはあまりに大袈裟だし、一体どんな真意で書かれたものなのかと思いつつ、最終的には当たり障りのなさそうな返事をしておくにとどめておいた。
 その後は何もなく、当然ながらその一件も記憶の端に追いやられて忘れかけていたのであるが、先日いつものように方々のサイトを回っていたらへたれゲーマー駄文さんがそのコメントについて触れていた

はてなのリンクを辿るとわかりますが
 8月中くらいにこの本について取り上げたサイトには変なコメントがついていて気持ち悪い。
 まあこれは内容に関係なきことなれど。

ちなみに「この本」というのは『テレビゲーム解釈論序説/アッサンブラージュ』のことで、確かに、あのコメントが付いたのはこの本を買ったことを書いたエントリを投稿した日。あの書籍と何がしか関係がある、もしくはかなりの興味を持っている人によるものなのではないかとは思っていたが、ここだけじゃなくてほかのところでも同じような現象が起きていたのは初めて知った。
 で、さらにそれを詳しくまとめたのが、ARTIFACT@ハテナ系さんの記事にあった。うぅむ。こうやって並ぶとすごいな。ISBN/ASINコードの自動リンクというはてなダイアリーのシステムがあってこそ為せる業と言えようか。しかし、それでもやっぱり書籍の宣伝にしてはどうも内容がおかしいし、嫌がらせと捉えるにしても同様に違和感がある。一体誰が何のために書いたコメントなのだろう。


 ちなみに毎度のことであるが、『テレビゲーム解釈論序説/アッサンブラージュ』はまだ1ページたりとも読んでいない。こうして、文庫以外の本はどんどんと積まれていくのである……。