今日から

 コミックマーケットらしいですな。あんな人ごみにわざわざ行く趣味はないので関係の無い話ですけども、まぁ、毎年毎年この暑い中みなさんよくやりますな。
 ところで一昨日くらいにふと思ったんですけども、ネットが普及したこの時代、わざわざ原稿を刷って運んで売りさばくなどという一番手間と金のかかる方法を誰も捨てないのは何故なんでしょうかね。いや、同人誌なんかを売る以外にも知り合いとの交流といった目的もあるのは分かるんですけど、それにしたってわざわざ重い荷物を持っていく必要が? この辺がイマイチ理解しかねるのは、自分がオタクの中でも特に社交性の無い部類の人だからでしょうかね。不思議。
 あと、そこここの掲示板などで同人誌の売買に関して金銭の話題に及んだときに「よっぽどの大手でもなきゃ同人誌売ってもそう儲かるわけじゃない」といったことを言う人を見かけますけども、だってそりゃ一番儲からない方法を取ってるじゃありませんかアナタ。作品の頒布だけが目的ならばそれこそ「ネットで落としてください」で済むわけで、そうなるとつまり売買による金儲けと言うのも即売会参加の目的の一つとして厳然とあるのは明々白々なのですが、なぜ皆さんそれを「無いこと」のように振舞おうとするのでしょう。無理やり買わせているわけでもなし、もっと堂々としていいと思うのですけど、心のどこかに後ろめたさがあるのでしょうか。だとすると、具体的にどんなところに後ろめたさを感じているのか非常に気になるところ。この辺がよく分からんのも、自分が創作と言う行為をしたことが無いからなのでしょうかね。いやはや不思議です。