真夜中の大かま騒ぎSP

 開始直後の勢いに物足りなさを感じたので今年はハズレかと思ったが、そんなこともなく。まぁ、去年が去年だったからあまり期待しすぎるのも酷ではある、とワンクッション置けたのも良かったのかも。ロンドンブーツ1号2号の淳、極楽とんぼ山本、極楽とんぼ加藤と大爆発。さらりと佐野アナウンサーを巻き込んで、最後はSMAP中居いじり。良かった。
 そのあとはいらんな。去年も、さんま絡みで女子アナが出てきた辺りから醒めたっけか。個人的に女子アナに興味ないからってのもあるし、あとやっぱり、芸人と(芸に関しての)素人が絡むと、せっかくの芸人側の面白みまで殺しちゃうってのがあるしね。うん。それに社員のタレント化って、視聴者そっちのけで内輪に走ってるみたいでどうにも好きになれん。それこそ明石家城とか。
 そのあとも一応テレビをつけっぱなしにして見てたら、そのあと極楽とんぼ加藤の家が出てきて嫁が登場したりしたわけだが、そうなるとあのザ・パレスも台本かー。いや台本にしろ何にしろ面白かったことには変わりないけども、あまりあちこち仕込みすぎると裏が透けて返って醒めちゃうので、ちょっと加減がよろしくないような感じ。そのあとの鶴瓶の下半身ネタとかも、子供のすぐそばでやられるとさすがに引くな。


 でもまぁ、概ね満足。かま騒ぎはやっぱり面かった。あれはやはり、必死な若手と、それを引き受ける(ようとする)今田と、更にそれら全てを受ける(掻っ攫う)さんまという三者のポジションの妙があってこそ面白い。実況ではブーたれてる人も結構いたが、あそこには現場監督役としてさんまは不可欠だし、そこへ無闇に伸助まで引っ張り出したりはしなかったのは正解だろう。さんまのポジションが二人に増えては、今度は若手が萎縮しすぎてあそこまでトークが広がらない。ま、個人的に伸助が好きでないってのもあるけどね。かま騒ぎの前のコーナーは今年は見なかったし。