「モビルスーツもパイロットも、無傷が一番だね」
遠距離狙撃にでも徹していないことには、パイロットはともかくMSまで無傷というのはありえない話のような。「無傷」という言葉の定義の違いか。
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2005/02/17
- メディア: Video Game
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で、始めたわけだが、ドリームキャストの『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』よりもグラフィックがショボくなっている気がするのが……まぁいいか。操作方法はどうもぎこちない感じだが、慣れればどうってこともなし。ギャルゲーギャルゲー言われてたのが一番興味深いところだったが、ミッションの後にその評価によった簡単な台詞をもらうくらいで、そう騒ぐもんでもない気がする。積み重ねると偶にイベントもあるようだし、もっと男のキャラクタとの会話もあってよかたっとは思うものの、ギャルゲーというほどでもないな。ミリタリー系で萌え的要素を入れるとすれば一番正しい方法だろう。恋愛沙汰をやたらストーリーに絡ませて三文芝居を展開させたりしないだけマシか。
それよりなにより気になったのは、敵の弱さ。ドリームキャストで外伝やったことのある人は皆同じこと思ったんじゃないかと思うが、なんでジムに乗ってこんな簡単にザクが倒せるんだよ、と。しかもMSの配備優遇されすぎだ。ホワイトディンゴ部隊じゃいくら待ってもしょっぱい量産機しかなくて、それでずっとザクやらグフやら、果てはドムやゲルググとまで戦ってたんだぞ。最後の最後にようやく基地司令の懸命の根回しの成果で来たのがジムスナイパー2だってのに、こっちはあっさり陸戦型ガンダムなんて持ち出しやがって畜生め。そりゃデータ収集が目的ならいろんなMS使えるのは当たり前だろうけどさぁ。納得いかねぇ。オーストラリアじゃあれだけ硬かったガウも簡単に落ちるし。だいたいミノフスキー粒子はどこいったよ。随分と詳しいレーダー画面使い放題じゃねぇか。オーストラリアの作戦じゃ小隊のホバートラックに聴音索敵を命じてようやく位置がつかめるのに(それでもしょっちゅうレーダーから消える)。
より多くの人が楽しめるように簡単にした、と言えばそれなりに聞こえは良いけど、なんだかなぁ。