昨日の講義内容を少し思い出したので
さっきシャワー浴びてたら唐突に昨日の講義で聞いた内容を一部だけ思い出したので、ここに。言葉遣いや話の順序の正否は気にせず。間違ってるかもしれないので話半分で。敬称略。
- 仲俣「文芸誌の編集に入ってまずやったのは、山積みの原稿の応募者に断りの手紙を書くこと」
- 仲俣「出来る限り傷つけない文面を考える」
- 仲俣「ちゃんと返事を出さないと、妙な期待を持ち続けられる。訪れてくる人もいる」
- 仲俣「文藝賞の下読みをやったが、ナオコーラには当たらなかった」
- ???「受賞作を引き当てたら『良くぞ残した』ということで選考者にも賞金をくれ」
- 仲俣「評価はABCDの四段階」
- A……売れる売れないはともかく、出版するだけの価値はある。
- B……まぁ、小説にはなっている。
- C……まぁ、物語にはなっている。
- D……それ以下。
- 仲俣「読んでて面白いのはD評価の」
- 仲俣「さらに、これとは別に『×印』がある。読んでいて不快なものにつけてくれ、と」
- 陣野「『バトルロワイアル』枠ね」
- 陣野「評価の根拠を示すコメントをつけなきゃいけない」
- 仲俣「あと話のあらすじも書く。これが結構大変で、話の筋と呼べるものがあればいいが……」
- 仲俣「あらすじだけあとで読み返すと面白そうに見える」
- ???「応募者には広告代理店の人が多い」
- ???「広告代理店に勤める人は全員小説書いてるんじゃないかってくらい多い」
- 仲俣「だいたいはバブルで散々良い思いをした人たちで、話の筋がとても『分かりやすい』」
- 仲俣「オーストラリアが舞台だと、『これはエアーズロック行くな』と思ったらやっぱり行った。あとアボリジニがどうとか」
- 仲俣「要は癒しって言うか、バブル期の贖罪。それを物語にしてる」
- 仲俣「で、バブル期に良い思いを出来なかった人は、その恨み辛みを物語にする」
- ???「女性の文芸評論家が少ないので、狙い目」