日本オタク大賞行って来た

 あまりに疲れたので今日はとっとと寝ようと思ってたのだけど、遅い夕飯で腹が膨れちゃったので何か書いて時間潰すか。
 つってもまぁ、何も覚えてないんだけど。友達と飲み会しても大体こんな感じで、別につまらなかったとか言うわけじゃなく、終わると全部消えるのよな。「楽しかった」ってのは覚えてるんだけど「何が楽しかったのか、どういうことを話したのか」と聞かれると「なんだっけ?」みたいな。その場の雰囲気を満喫して、終わる。今回はそれに加えてほとんどの話題が範囲外ってのもあるしねぇ。アニメも特撮もそんなに見ないしマンガもあまり読まないから。


 ゲームの話題も一応あったけど、コンシューマもPC18禁も出演者ほとんどゲームの話が分からないようで、客の反応も芳しくなかった。あの世代のオタクは、アニメと特撮とマンガで出来てんだろうな。『コンティニュー』とか『TECH GIAN』とか、わざわざVTRまで撮って話題に出さなくてよかったのに。『デッドライジング』すら反応薄。まー、ゲーム画面見せないんじゃ知らない人は盛り上がりようがないけど。みんなYouTubeで見てたりしないのかな。ていうか、そのあたりの動画配信の話題に一切触れなかったのは、あれなんでなんだ。本当に知らないのか、知ってるけど利用してないのか、あえて無視してるのか。どれなんだろ。パロディ同人誌とか海賊版ビデオの話はしたのにな。
 ただ、プレイステーション3に対する反応はしっかりあって、ああいう話題はジャンルの枠を超えて耳に入るらしい。「ああ、そんな機械もあったね」「最初の『昨年の訃報』のとこで名前出せばよかったな」ていう。客の爆笑つき。あ、あと、DSの非オタク層への大ヒットを見ると「自分たちはもう置いていかれてる」と思うらしいんだけど、ほとんどゲームソフトの話題に触れないのに置いていかれるも何もないだろうという気はしたりしなかったり。オタクってこういう疎外感と言うか孤独感と言うか、そういうのにえらい敏感よな。あー、でも、岡田氏はXbox360について「宇宙人が攻めてくるやつと、『ブルードラゴン』はやってみたい」って言ってたか。興味あるならもっと話しておくれよー。

 まー、ゲーオタ的には収穫ゼロということで。オタク的には、心地よい空間で、知らなくてもその場のノリだけで笑える話を聞けて面白かったな、と。知らない話題ばかりではあったけど、それで退屈することはなかった。機会があれば次回も行きたいね。